「和」が開運ポイント!京都の新パワースポット「将軍塚青龍殿」を参拝しよう
京都の新観光名所「将軍塚青龍殿」を紹介。青不動、大舞台などパワースポットとしておすすめの観光ポイントを巡り、開運の旅を楽しみましょう。
こんにちは、開運アドバイザーの早乙女翠(さおとめ・すい)です。
日本旅行作家協会会員として、旅による開運を推奨しています。
日本古来の文化に触れたり、和テイストなモノを身に着けたりすることが運気アップにつながる今年、京都は一押しのスポットです。
中でも、東山エリアには、八坂神社や清水寺など、たくさんの開運パワースポットが点在しています。
今回は、青蓮院門跡、東伏見慈晃門主(73)のお話を聞きながら巡った、「将軍塚青龍殿」をご紹介します。
こちらは、パワースポットとして注目されている、京都の新名所です。
東伏見慈晃門主
毎年春秋の夜間特別拝観などで知られる青蓮院門跡の、飛地境内にあたる東山山頂に、平成26年10月、大護摩堂「青龍殿」が建立されました。
奥殿には、ご本尊の国宝「青不動」を安置し、所定日に護摩を修し、所願成就を祈願しています。
もとは、「平安道場」として警察の柔道剣道の道場だった青龍殿。
中に入ると、その名残が感じられる木造大建造物です。
青龍殿奥殿に安置された「青不動明王二童子像」(縦203㎝、横149㎝の絹本礼拝画像)は、平安時代の中期11世紀頃の製作とされ、日本の仏教絵画史の最高傑作の一つとして、いち早く国宝に指定されました。
高野山の赤不動、三井寺の黄不動とともに、日本三大不動画の一つとして篤く信仰されています。
ちなみに、不動明王は、五色(青・黄・赤・白・黒)ありますが、中でも青不動は最上位。
不動明王中の不動明王という地位を占めていて、自分さえ良ければ良いという「貪りの心」=「煩悩」を焼き尽くし、正しい道へと導き、所願成就を後押ししてくれるというご利益があります。
国宝本体は奥殿に安置されているので、精巧に製作された複製を通してお参りすることで、ご利益を頂きましょう。
青龍殿の前には、高さ約2㍍、直径約20㍍のこんもりと土盛りされた「将軍塚」があります。
794年、桓武天皇が都を奈良の平城京から京都の平安京に遷しましたが、それを決めたのが、和気清麻呂に伴われてこの山上に登った時と言われています。
京都盆地を見下ろしながら、和気清麻呂の進言により、遷都を決めた桓武天皇は、高さ2.5㍍の将軍の像を土で作り、甲冑を着せ太刀や弓矢を持たせて塚に埋め、都の安泰を祈ったと伝えられています。
まさに、平安京の原点といってよいでしょう。
「将軍塚青龍殿」は、別名「天空のお堂」と呼ばれています。
その理由は、「大舞台」に立つと納得できます。
東山山頂標高200㍍に作られた木造の大舞台は、清水寺の舞台の4.6倍の1046平方メートルの広さで、空中に飛び出ている感覚です。
京都市内が一望でき、見晴らしが良い日には、西方面に大阪のビルや大阪湾まで見えます。
圧倒的なスケールの絶景大パノラマに、天下人気分が味わえます。
回遊式庭園に枯山水庭園を取り込んだ青龍殿の庭園や、展望台に続く庭園には、椿、彼岸桜、桜・桃・藤・つつじ、シャクナゲなどが植えられ、四季折々の美しさを見せてくれます。
春の桜と秋の紅葉のシーズンにはライトアップされ、京都市内の夜景とのコラボも楽しめます。
和テイストなものがラッキーアイテムである今年は、着物を着て参拝するのもお勧めです。
青不動さんに煩悩を払ってもらい、“天空の大舞台”から眼下に広がる京都の街を眺めながら、清々しい気をチャージしてはいかがでしょう。
京都府京都市山科区厨子奥花鳥町28 ☎075(771)0390
アクセス:京都駅からタクシー約20分。青蓮院からタクシーで約10分。地下鉄東西線「蹴上駅」から徒歩30分
拝観時間: 9~17時
拝観料: 大人500円、中高生400円、小学生200円
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開運アドバイザーのSUISUIこと早乙女翠(さおとめ・すい)です。キャッチフレーズは「愛と夢と希望をお届けする占い師」
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