膣も老化します。膣が緩いと悩んでいるなら、膣トレや病院でのレーザー治療でアンチエイジングも可能に。
こんにちは。アンチエイジングアドバイザーの大森美有です。
年齢とともに老化を感じやすい顔やボディは、普段からケアを心掛けていらっしゃると思いますが、デリケートゾーンは如何でしょうか?
実は「膣」も加齢と共に老化します。
なかなか人に相談しづらい部分でもありますね。
今回は、膣の老化とアンチエイジング法についてご紹介いたします。
膣のゆるみは、老化・出産・肥満・姿勢等の原因で起こります。
出産を経験された方は、赤ちゃんが産道を通って出てくる為、負担がかかり、骨盤底が傷つき、ゆるみが発生します。この膣のゆるみは、産後の尿漏れの原因にもなります。
産褥期に安静が必要なのは、ダメージを回復する自然治療力が遅れ、もとの状態に戻りにくくなる為です。
また、出産に関わらず、30代後半からは、骨盤底筋が加齢とともに衰えやすくなり、尿漏れ・尿意切迫感・過活動膀胱・直腸下垂感等の症状が起こりやすくなります。
同時に、女性ホルモンであるエストロゲンの減少で、膣が委縮し、乾燥・かゆみ・臭い・おりもの等、トラブルが起きやすくなります。
☑ 尿意を我慢できない。
☑ くしゃみや笑ったとき等に、尿が漏れてしまうことがある。
☑ 入浴時、膣内からお湯が出てくることがある。
☑ 膣が乾燥し、かゆみがある。
膣圧計で膣のゆるみを測定してもらえるクリニックもあります。
気になる方は足を運んでみてはいかがでしょうか。
膣のアンチエイジング法としては、まず骨盤底筋を鍛えることでしょう。
骨盤底筋とは、骨盤の底にあり、子宮や膀胱・直腸等の内臓を支えているハンモックのような筋肉です。
この骨盤底筋を鍛えるには、骨盤底筋エクササイズや、ヨガ・ピラティス等の運動が有効です。
1. 仰向けに寝て、膝を曲げて両足裏を床に着けます。
このとき膝と膝の間隔は肩幅ぐらいに開きます。
2. 息を吐きながら、床からお尻を浮かせます。
このとき膣と肛門を締めます。
3. 5秒キープし、息を吐きながらゆっくり戻します。
このエクササイズは、毎日10セット行うとよいでしょう。
現在では、膣老化による尿漏れ・排尿障害・乾燥・かゆみ・おりもの・臭い・性交痛などの膣萎縮による症状を、緩和し改善するレーザー治療が受けられるクリニック(おもに婦人科・美容外科・皮膚科)があります。
施術は、膣内部にレーザーを照射。
傷みはほとんど感じないそうです。
価格はクリニックによって異なりますので、気になる方は、まずカウンセリングを受けてみるのも良いでしょう。
不快な症状から解放される効果を期待できます。
デリケートゾーンも加齢とともに老化現象が起こります。
顔やボディーラインだけでなく、見えない部分も若々しくありたいですね。
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