お酢の健康・美容効果と、体にいいお酢の選び方、おすすめの摂り方を紹介。「お酢は体に良い」という言葉を一度は聞いたことがあるはず。積極的に摂ることでどんなメリットがあるのか、おさらいしてみては?

お酢の効果・選び方・おすすめの摂り方 

お酢はカラダにイイとよく聞きますね。

ただ、「いったい何にいいの?」「どうやって摂取すればいいの?」という方も多いのでは?

 

そこで今回は、お酢のイイコト10選と、体にいいお酢の選び方・摂り方をご紹介します。

 

 

お酢の基本Q&A
どうやって作られているの?

簡単にご説明すると、原料となる麦や米、雑穀、リンゴなどをアルコール発酵→酢酸発酵させると、お酢(調味料)になります。

 

主成分は?

主成分は、酢酸です。

他にも、アミノ酸やクエン酸などの有機酸が含まれています。

 

お酢のイイコト10選
メリット1 「血液サラサラ」

クエン酸が血小板の結合に働きかけ、血液サラサラへと導いてくれます。

また、酢酸が体内でアデノシンに変わり、血圧を下げてくれる働きをしてくれるそう。

 

アミノ酸は、中性脂肪や悪玉コレステロールの減少に期待できますので、高血圧や動脈硬化などの予防に繋がります。

血圧の急上昇を抑えるには、朝に摂るのが有効です。

 

 

 

メリット2 「抗酸化でアンチエイジング」

クエン酸が豊富なお酢は、細胞の酸化を防いでくれるので、抗酸化力に優れています。

カラダの中から若々しく、健康維持を心掛けたい方にもお酢はオススメです。

 

メリット3 「腸内環境を整え、便秘知らず」

お酢は消化吸収を高め、腸の蠕動運動も活発にしてくれる便秘予防の強い味方です。
殺菌作用で腸の悪玉菌を減らし、グルコン酸が善玉菌を増やしてくれます。

 

出典:ウィキメディア・コモンズ (Wikimedia Commons)

 

メリット4 「健康なお肌」

アミノ酸は、お肌の新陳代謝を促進してくれます。

ですから、ターンオーバーの正常化が期待できます。

 

メリット5 「ダイエットをサポート」

お酢に含まれる酢酸やアミノ酸といった有機酸は、脂肪分解を促進。

また、アミノ酸はタンパク質の構成している成分ですので、筋肉作りもサポートしてくれます。

 

 

 

メリット6 「内臓脂肪を落とす」

AMPK(AMP活性化プロテインキナーゼ)が、糖や脂肪を燃焼させ、血糖値を下げるので、内臓脂肪を減少させる効果が期待できます。

 

メリット7 「肝臓をサポート」

体内で作ることのできない必須アミノ酸のうち8つが含まれているので、働き過ぎて疲れた肝臓のサポートをしてくれます。

特に、黒酢に多く含まれています。

 

 

メリット8 「骨の健康」

体内に吸収されにくいことで知られる「カルシウム」。

酢は、このカルシウムの吸収率を高めてくれます。

なお、ビタミンDが豊富な食材(例:きのこ)と一緒にお酢を摂ると、カルシウムの吸収率はさらにアップします。

 

メリット9 「疲労回復」

酢に含まれるクエン酸が体内の酸性物質をアルカリ性に変換し、疲労物質を取り除いてくれます。

ビタミンBと一緒に摂るとベスト。

夜摂れば、寝ている間に疲労回復できそうです。

 

 

メリット10 「血管を老けさせない」

特にリンゴ酢に多く含まれている「カリウム」。

このカリウムには、余計な塩分を外に排出する働きがあります。

ただし、腎機能が悪い人はカリウムの摂り過ぎにご注意ください。

 

体にいいお酢の選び方

お酢には米酢・黒酢・リンゴ酢のような「醸造酢」と、調味料の含まれた「合成酢」があります。

美容健康には、醸造酢を選びましょう。

 

もろみ酢やリンゴ酢はクエン酸を多く含んでいます。

黒酢・玄米酢・香酢はアミノ酸が豊富。

飲料としていただく場合は、果実酢や黒酢が飲みやすいのでおススメです。

 

 

1日あたりのお酢の適量は?

お酢の摂取量の目安としては、1日で大さじ1~2杯(15~30㎖)が適量のようです。

健康のために、毎日続けると良いでしょう。

ただし、お酢は刺激が強く、空腹時は胃腸を傷める場合もあります。
胃腸が弱い方は、食事と一緒か、もしくは、食後にいただきましょう。

おわりに

お酢は、メリットが沢山つまった調味料だったのですね。

 

スーパーでも気軽に手に入るお酢。

お料理にも積極的に摂り入れたいですね。

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