【ダイエットレシピ】もっちり美味しい麩(ふ)を使った「車麩の酢豚風」の作り方
まるで本物のお肉みたい!もっちりとした食感が美味しい「麩(ふ)」を使った「車麩の酢豚風」レシピを紹介!ダイエット中のメニューにどうぞ。
ベジタリアン料理は体に良さそうだけれど、もの足りなさそうと思っている方も多くいらっしゃると思います。
今回は、肉の代替品を使って、ナチュラルフードを日常生活に上手く取り入れるコツをご紹介します。
ベジタリアン料理において、肉の代わりとなるものはたくさんあります。
今回ご紹介する食材は『麩(ふ)』です。
中でも今回使用している車麩(くるまぶ・くるまふ)はとてお勧めです。
麩の主原料はグルテンです。
小麦粉に水を加えて練ったものを、何度も水洗いしながらでんぷんを取り除くと、グルテンと呼ばれるたんぱく質が残ります。
そのグルテンに、小麦粉などを混ぜて出来たものが麩です。
車麩は、これを棒に巻き付けて焼くという工程を繰り返して出来たものです。
焼き目があるのでしっかりとした食感で食べ応えがあります。
そのため、肉の代用品として使われることの多い食材です。
また、良質のたんぱく質を豊富に含み、なおかつ低カロリーという点もお勧めです。
今回は、この車麩を使った、ボリューム満点で野菜もたくさん摂れるレシピをご紹介しましょう。
- 車麩 4枚
- たまねぎ 小1個
- にんじん 1/2本
- パプリカ赤、黄 それぞれ1/2個
- ブロッコリー 1/2個
A
- しょうゆ 大さじ1
- 酒 大さじ2
- すりおろししょうが 少々
- 片栗粉 適量
B
- 砂糖 大さじ3
- 酢 大さじ3
- しょうゆ 大さじ3
- ごま油 小さじ1
- 塩 小さじ1/2
- 水 100cc
- 片栗粉 大さじ1/2
- ごま油(炒め用)
1.
車麩を水で戻し、一口大に切ったら、水気を絞ります。
Aと一緒にポリ袋に入れて、優しく揉み込んで、下味を付けます。
※水気を絞る時は、あまり強過ぎると麩が崩れてしまいますので、軽く絞れば大丈夫です。
2.
野菜を適当な大きさに切ります。
にんじんは予め少量の水で、蒸し煮をして火を通しておきます。
ブロッコリーは硬めにさっと茹でておきましょう。
3.
1.で下味をつけた車麩に片栗粉をまぶして、180度に熱した油でカラっと揚げます。
4.
熱したフライパンにごま油を入れ、野菜を強火で炒めます。
ブロッコリーは食感を残すためにも、最後に入れます。
5.
一旦火を止めて、予め混ぜておいたBを入れてから、中火にかけます。
とろみがついたら、3で揚げた車麩を入れて、強火にして炒め、全体に絡んだら出来上がりです。
にんじんの栄養素と言えば、βカロテンですね。
βカロテンは、体内で美肌作りに欠かせない栄養素であるビタミンAに変わりますが、ビタミンAに変わらないβカロテンもあります。
それには強い抗酸化作用があり、がんの予防に効果があると言われています。
また、便秘解消に効果的な食物繊維や、体内のナトリウムを出す働きをするカリウムも多く含んでいます。
βカロテンは油と一緒に摂らないと吸収率が悪いので、油で調理するか、脂肪分を含む食材と一緒に摂ると良いでしょう。
また、カロテンは皮のすぐ内側の部分に一番多く含まれていますので、皮ごと調理するのがお勧めです。
たまねぎを切った時に目にしみる辛み成分は、硫化アリルという成分です。
硫化アリルには、血液をサラサラにする効果があり、高血圧や糖尿病にも効果があると言われています。
また、ビタミンB1の吸収を助け、新陳代謝を良くしてくれますので、疲労回復にも役立つ食材です。
パプリカはビタミンCを多く含み、その含有量は大きめのピーマンでレモン1個分にもなります。
ビタミンCには、免疫力を高める効果や、できてしまったシミを撃退する効果があります。
ブロッコリーは非常に多くの栄養素を含む、野菜の中でも特に優秀な食材です。
ビタミンC、E、B1、B2、βカロテン、カルシウム、カリウム、鉄などのミネラル、また食物繊維も豊富に含まれています。
また、妊婦さんが特に必要と言われている葉酸も多く含んでいます。
これらの食材を使って作った今回のお料理は、彩りもよく、甘酢味で食欲をそそる一品です。
肉がなくても充分に満足出来て、一緒に栄養たっぷりの野菜もたくさん食べられるという、非常にお勧めのレシピです。
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