最強の疲労回復レシピ!疲れを取る夏バテ防止料理「豚肉の梅生姜焼きとろろ丼」の作り方
夏バテ防止・疲労回復効果が高い食材を使った最強レシピとして「豚肉の梅生姜焼きとろろ丼」の作り方を紹介します。疲れを翌日に残さない食事を摂りましょう。
「最近疲れているなぁ。」
「寝ても全然疲れがとれない。」
現代日本においてこのように感じる方は、たくさんいらっしゃるのではないでしょうか?
特に季節の変わり目や夏場などは疲れが溜まり、集中力も持たずに仕事や家事が捗らないという方も多いかと思います。
疲れが取れないということは、1日の疲労を引きずったまま翌日へと持ち越してしまうということ。
大会や仕事、学業などではパフォーマンスを発揮しなければならないので、「疲れを引きずる」わけにはまいりません。
というわけで今回は、疲労回復に必要な栄養と食材、そして疲労を翌日へと引きずらない栄養満点の絶品レシピをご紹介します。
ビタミンB1は『疲労回復ビタミン』と呼ばれるほど、疲労回復に欠かせない栄養素です。
疲れていると感じる時には、ビタミンB1が不足しているということが多いようです。
ビタミンB1には炭水化物などの糖質をエネルギーに変える働きがあり、不足するとエネルギー不足となります。それが「疲れ」の原因に繋がるのです。
また、脳にもエネルギーが行き届かなくなり、集中力・記憶力の低下、イライラなどの症状が起こります。
疲労回復のためにビタミンB1はなくてはならない栄養素です。
多く含む食品は、豚肉・うなぎ・玄米・胚芽米・大豆・小豆・みかん・ひまわりの種・ごま・海苔・かつお節などです。
ビタミンB1を効率よく摂取するために必要な栄養素です。ビタミンB1の摂取を意識するときは、アリシンを含む食材と併せることによりビタミンB1の機能がUPします。
多く含まれる食品は、にんにく・玉ねぎ・ニラ・ねぎ・らっきょうなどです。
筋肉疲労によってできる乳酸は疲労物質と言われてきましたが、最近では、乳酸は疲労物質ではなく、疲労を回復させるエネルギーの基になる物質であるとも言われています。
乳酸をエネルギーに変える働きをするのがクエン酸です。
多く含まれる食品はレモンなどの柑橘類・梅干し・酢などです。
クエン酸は、加熱調理してもその効果は残ると言われています。
- 山芋・オクラ・納豆・モロヘイヤなどのねばねば食材
ねばねば食材に含まれる「ムチン」という成分は、たんぱく質を効率よくエネルギーに変える働きがあり、疲労回復効果があります。
特に山芋には、ビタミンB1やムチンのほか食欲を増進させる消化酵素も多く含まれていて、さらに免疫力をUPさせるビタミンCも多く含まれています。
- トマト
抗酸化作用の高いリコピン、またクエン酸を多く含むため、疲労回復に効果的です。
トマトの抗酸化作用については、以前私が書いた記事でもご確認いただけます。
- 生姜
血行を促進し、新陳代謝が活発になるため疲労回復効果が増加します。
- ごはん(できれば玄米) 2人分
- 豚こま肉 200g
- たまねぎ 1/2個
- 生姜 1片(みじん切り)
A
- しょうゆ 大さじ2~(しょうゆの量は梅干しの塩分にもよるので、大さじ2~調節してください)
- みりん 大さじ2
- 酒 大さじ2
- 砂糖 大さじ1.5
- にんにくのすりおろし 小さじ1/2~1(お好みで)
- 生姜のすりおろし 小さじ1/2~1(お好みで)
- 梅干し 2個(種をとって叩く)
- 山芋 約200g
- オクラ 8~10本
- 菜種油 適量
1.玉ねぎは2センチくらいの角切りにする。Aをあらかじめ混ぜ合わせておく。オクラは茹でて刻み、山芋はすりおろしておく。
2.フライパンに菜種油を熱し、みじん切りにした生姜を炒める。香りがたったら玉ねぎ、豚肉も入れて炒める。
3.豚肉の赤身が少し残っているくらいで合せておいたAを入れ、強火で炒める。汁気を飛ばすように炒め、全体に照りが出たら火を止める。豚肉は加熱しすぎると硬くなるので、炒めすぎないようにしましょう。
4.器にごはんを盛り、山芋、オクラ、3の肉などを盛りつけたらできあがり。
濃いめの味付けになっています。とろろやオクラと一緒に召し上がってください。
豚肉は、食べやすいようこま肉を使用します。玉ねぎもごはんと一緒に食べやすいよう小さめに切りました。
生姜はみじん切りとすりおろしでたっぷり入れ、にんにくで代謝をUPさせます。
こってりしたタレですが、梅干しのさっぱり感も混ざっている上、とろろが入っていますので食べやすいです。
夏場の食欲が落ちた時にもおすすめですよ。
我が家はセミベジ生活をしています。
そのためお肉を使った料理をする頻度は少ないのですが、このように体の調子に合わせて時々適度にお肉も摂るようにしています。
前にお伝えしたように「楽ゆるベジ」スタイルですね。
今回ご紹介した丼レシピには、さまざまな疲労回復食材が入っています。
しかし栄養は一度にたくさん摂って蓄積できるものではないので、ゆるく野菜を取り入れる食生活などを心がけ、栄養を効率よく食事に取り入れていきましょう。
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