肌の色が青系(ブルーベース)の方が浴衣を選ぶ場合、どの色柄が良い?パーソナルカラー診断で選ぶ似合う色の見分け方とは。

ブルーベースの肌色の人に似合う浴衣は?

カラーコーディネーター兼カラーセラピスト・パワーストーンセラピストの安田です。


前回、浴衣選びの参考となる「和」のカラーコーディネートについてお話しをしました。

そして今回から2回に分けて、パーソナルカラーのタイプ別に、似合う浴衣の色柄を紹介していきます。


初回は、パーソナルカラーの肌ベース色が「ブルーベース」の方向けの浴衣です。

 

 

ブルーベースでも青系で失敗してしまう
ブルーベースには2タイプある

 パーソナルカラータイプの4シーズン分類で、ブルーベースはさらに2つのタイプに分かれます。

 

☑ サマータイプ

☑ ウィンタータイプ

 

ブルーベースの方は、その名の通り多くの青系の色が似合います。

 

しかし、青は色の幅がとても広い色。

「青」という色あいにだけ囚われて選んでしまうと、失敗する可能性があります。

 

サマータイプ×藍色はあまり似合わない

例えば「和」の代表的な色である藍色は、とても綺麗な青で、ブルーベースの方にお勧めです。

ただ、深みのある色なので、明るい色を得意とするサマータイプには、それほど似合いません。


サマータイプに似合う藍色は、ソフトな藍色になります。

 

「藍色」は鮮やかさで選ぶ

藍色は「深みがある」という点が特徴ですから、色あいよりも鮮やかさに注目して選ぶ方が良い色です。

深みがある色群は、前回お話したディープトーンに該当します。

 

イエローベースのオータムタイプとも相性が良い

 ディープトーンは、イエローベースのオータムタイプも得意とするトーン。

そのため、藍色は青系の色ですが、ブルーベースのサマータイプよりは、むしろイエローベースのオータムタイプの方が似合う色と言えるでしょう。

 

鮮やかな藍色が似合うのは?

鮮やかな藍色が似合うのが、10タイプ分類も使ったこれらのタイプ。

 

☑ ウィンタータイプ

☑ オータムタイプ

☑ クールタイプ

☑ ディープタイプ

 

「大人・しっとり・粋」といった印象の着こなしができる色です。

 

ウインタータイプに似合うカラーコーディネイト

ウィンタータイプの方は、少し派手と感じるくらいのハッキリとした柄が似合います。

 

藍色の場合

藍色の場合、コントラストの強い柄の物を選ぶ、帯も藍色とは補色に近い色を選ぶ、などウィンタータイプならではの藍色コーディネートがお勧めです。

 

 

モノトーンの場合

モノトーンも似合います。

黒や白を選んだ際も、藍色の時と同様に、コントラストを意識したカラーコーディネートが良いでしょう。

 

 

 

サマータイプに似合うカラーコーディネイト

では、サマータイプが似合うのは何色なのでしょうか。

それは、こちらも前回にお話した、ライトグレイッシュトーンの色になります。

 

ライトグレイッシュトーンでエレガントに

ライトグレイッシュトーンは、いわゆるパステルカラーのように柔らかい印象の色群です。

サマータイプは、このライトグレイッシュトーンの色を身に着けることにより、エレガントで優しい印象になります。

 

ピンク系の青がGOOD

ライトグレイッシュトーンの青は少し地味ですので、青系ではなくピンク系の色がお勧めです。

グレーの割合を減らし、ライトトーン(ライトグレイッシュトーンよりも少し明るい印象)にしても良いでしょう。

また、前述のように、優しい印象の藍色も似合います。

 

 

きついピンク以外は素敵に着こなせる

ピンクも青同様に、色の幅が大変広い色です。

 

派手な印象のショッキングピンクやマゼンタ、オレンジに近いサーモンピンクのようなピンクでなければ、ほぼ、どのようなピンクでも着こなすことができます。


また、10タイプ分類でソフトタイプに該当する方にも、ピンクやソフトな藍色は似合います。

 

 

おわりに

かつては、ピンク系の色の浴衣はなかなか見つかりませんでしたが、最近は、様々な色の浴衣があります。

ぜひ、ご自分に合ったお気に入りの1枚を探してみて下さいね。

この記事を書いたコラムニスト

関連コラム