ハーフメイクで重要な「ノーズシャドウ」シェーディングのやり方!鼻筋を通すと彫りも深く見せることが出来ます。

骨格を理解して、自然で効果的なノーズシャドウを入れる!

こんにちは、ヘア&メイク講師の山田麻衣子です。

「鼻筋をスッと通して見せたい」
「丸い鼻先をどうにかしたい」
「もう少し彫りが深ければなぁ~」


よっぽど鼻が高い人や彫りが深い人でない限り、誰しもがそう思う欲求があるのではないでしょうか。
特にハーフ顔が人気の現代では、鼻筋や彫りの深さを強調する為に、メイクでも「ノーズシャドウ」を入れている方も多いですね。

 

 

でもそのノーズシャドウ、実際に効果的に入れられていますか?

自分の骨格はしっかりと理解出来ていますか?不自然に入れすぎていませんか?


ノーズシャドウを入れる位置や、自然な入れ方、オススメのカラーなどをお伝え致しますね。

シェーディングカラーってどんな色がオススメ?

シェーディングカラーというと、真っ先に「ブラウン」が思い浮かばれるのではないでしょうか。
勿論、わざと濃い目のブラウンを好んで使われる場合はいいのですが、基本的に自然な影に見える色はご自身の肌色よりもワントーン暗めくらいが基本カラーです。


また意外と思われるかもしれませんが、薄い「グレー」も自然なシャドウカラーとしてオススメです。

 

 

ノーズシャドウを入れる位置は?
1.目頭~眉頭に影を入れる

まずは目頭~眉頭に向かって、アイシャドウブラシでスッと影を入れます。

 

 

2.目に沿って目尻まで影を入れる

次に自分の眼球に沿ってグッとブラシを差し込み、目尻の方向に向かって影を入れます。

 

 

3.眉頭下から鼻筋に影を入れる

最後に眉頭下から鼻筋に沿って、影を入れます。

 


この際、両鼻筋に入れるラインが並行でないと、鼻が曲がって見えてしまうので要注意です。
自分の鼻筋をより細く見せたい時には、本来ある鼻筋通りに入れるのではなく、少し細めに入れるのもメイクの錯覚を起こす方法の1つです。


また、鼻先までラインを入れてしまうと、「高さ」よりも「長さ」が強調されてしまいますので、鼻先の軟骨手前の硬骨付近でブラシを抜くようにしてください。

小鼻にも影を入れよう

目元の彫りや鼻筋を通す為にノーズシャドウを入れると効果的ですが、もうひとつ小鼻ラインも
メイクによって演出する事が出来ます。

 


「⇔部分」の面積が狭くツンと尖ったように見えると、鼻先は高くみえますよね。


同じシェーディングカラーを使って、自分の小鼻ラインから、敢えて面積が狭くなるように自然に影を入れてみましょう。

 

 

苦手な方はアイブロウの続きでノーズシャドウを

ここまでで、「私やっぱりこんなにうまく入れられないわ!」と、お悩みの方は、こちらの方法で試してみてください。
ノーズシャドウを入れようと思うのではなく、アイブロウの仕上げの際に「スクリューブラシ」を使って、眉頭を鼻筋に沿ってぼかします。

 


こちらはアイブロウを描く工程でもお伝えしているのですが、眉頭を鼻筋側にぼかす事で、自然にノーズシャドウに
つながってくれます。

 

シェーディングカラーとブラシ使いがうまく出来ないかたは、是非こちらの方法で試してみてくださいね。

おわりに

私達アジア人は、どうしても欧米の方に比べると、平面的な顔の作りです。

でもメイクをうまく活用すれば立体的なお顔作りも可能になります。

 

ノーズシャドウを入れる事でより「クール」で格好良いメイクに仕上がりますね。

是非「メイクの錯覚」を楽しんでみてくださいね。

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