似合わない色の服を着こなすには?パーソナルカラー10タイプ分類のうち、ライトタイプ/ディープタイプ/ビビッドタイプ/ソフトタイプについて対策を紹介します。
こんにちは。
カラーコーディネーター兼カラーセラピスト・パワーストーンセラピストの安田です。
こういう経験をしたことが、みなさんあるのではないでしょうか。
また、似合わない色だということは知っていても、「安かったから」「もらったから」というような理由でクローゼットに眠っている洋服も、何枚かお持ちではないでしょうか。
今回は、似合わない色の洋服を着こなす方法を考えていきたいと思います。
一言で言ってしまうと、「顔回りに似合う色を足す」ことで改善されるのですが、具体的にどのように何色を足していくのか、いくつか気をつけたいポイントがあります。
今回から2回に分けて、パーソナルカラー10タイプ分類ごとにご提案していきます。
まず前編では、ライトタイプ・ディープタイプ、ビビッドタイプ・ソフトタイプについて解説します。
ライトタイプ/ディープタイプ の 着こなし方
まず、その色が似合わない理由を考えてみましょう。
お店と家でまったく違う色に見えてしまう理由の一つに、照明の問題があります。
フリーマーケットのように外で販売している、店頭で鏡を見てあわせてみた等でない限り、店舗内の照明で判断されていると思います。
ライトタイプ・ディープタイプは、「明るさ」に影響されやすい!
10タイプ分類でライトタイプとディープタイプに該当する方は、この「明るさ」に非常に影響されやすい肌色(髪色や瞳の色も含みます)タイプだと言えます。
ライトタイプなのに暗い色の服を購入してしまった、あるいはディープタイプなのに明るい色の服を購入してしまったために似合わないという現象になっているはずです。
色の明るさ、暗さが一番よく分かるのは無彩色です。
無彩色とは色みのない色のことで、白・グレー・黒がこれに当たります。
無彩色の中でもっとも明るい色は白、もっとも暗い色は黒ですから、ライトタイプは白、ディープタイプは黒を顔回りに持ってくればいいのです。
用いる方法としては、重ね着が可能であれば顔に近いところにこの色を使い、重ね着が難しいデザインであればストールやマフラーなどの小物を使うようにします。
次に、ビビッドタイプとソフトタイプの人が「似合わない色だ」と感じる場合について考えてみます。
この2つのタイプは色の鮮やかさが似合うか似合わないかの基準になりますので、似合わない色だと感じた場合、ビビッドタイプの人は色が地味だった、ソフトタイプの人は色が派手だった、ということのはずです。
解決策としては、やはりライトタイプやディープタイプの人同様に、顔回りにそれぞれ派手な色・地味な色を用いるようにします。
少量の色でも鮮やかであれば印象に残りますので、ビビッドタイプの人はストールやマフラーだけでなく大ぶりのアクセサリーを使うのもお勧めです。
イヤリングやピアスのように顔の横にくるものでも構いませんし、大ぶりの鮮やかな色がついたものであれば顔から少し離れるロングタイプのネックレスでも構いません。
パッと見たときに、「華やかだな」と感じさせることができれば、対策としては十分です。
逆に、ソフトタイプの人は派手すぎる色を地味な印象に切り替えなければなりませんので、少量の色を効果的に使うことはできません。
ストールやマフラー、スヌードのようにある程度の面積が必要となります。
お店で選んだときだけでなく、通販で買ったらイメージと違う色だったということもありますよね。
好きな色が、あまり似合わない色だということもあるかもしれません。
そんなときは、今回ご紹介したように顔周りでカバーして、素敵に着こなしてくださいね。
次回は、10タイプ分類で残りの6タイプについてご提案していきます。
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