イタリア人女性から学ぶ5つの美習慣!これぞ憧れの"イイオンナ"でしょう♡

年齢を重ねても輝き続けるイタリア人女性の美しさの秘訣とは?魅力的なイタリア人女性と同居していた筆者が学んだ「美を作る生活習慣」を紹介。

執筆者: OTA YUKI 職業:Enoteca Lombardi スタッフ/イタリア旅行アドバイザー
イタリア人女性に学ぶ、美を作る生活習慣

夜も9時過ぎを迎える頃、イタリアの街では、オシャレに身を包んだ女性たちを見かけます。

 

ナイトライフを楽しむ為のスタイルは、まさに、モデルのよう。
そんな素敵なイタリア人女性の美しさの秘訣は、どこにあるのでしょうか。

 

 

いつまでも身も心も美しくいる秘訣

以前、86歳になるシニョーラ(ご婦人)と同居していたことのある私は、このシニョーラから多くのことを学びました。
それは、女性として生きること。

彼女からの多くのメッセージは、まさにイタリア女性から学ぶ、美を作る生活習慣なのでした。


今回は、彼女から学んだ数々のメッセージをご紹介したいと思います。

 

 

パーティには、ピンヒールで行きましょう

ヒールの高い靴を履くことには、抵抗がありますよね。

疲れてしまうし、最後まで体がもつか心配です。


ですが、イタリア女性のオシャレには、ピンヒールは必須アイテム。

フェスタやパーティには、必ずヒールの高いものを履いていきます。

 

ヒールの高い靴をを履くと、自然に体がピシッとします。

足には緊張感が漂い、筋肉が引き締まります。

背筋が伸びると、よりエレガントな雰囲気が漂うのです。

 

 

気に入ったアイテムを大切に扱う
誰かのためじゃない、自分のためのお洒落を

イタリアでは、他人がどう思うのかより、自分がどう思うかという考えが重要視されます。

着ている服や持っているアクセサリーやバッグは、自分が「好き」だと惚れたものに限ります。

「好き」だと思うものを大事にし、丁寧に扱う、そのことが、それを身につける自分をさらに輝かせることになるのです。


同居していたシニョーラのタンスには、ひとつひとつ丁寧にたたまれた装飾品の数々が並べられ、それはまるでブティックのようでした。
タオルは、色別に揃えてリボンで結んでいます。


そこまでしないにしても、物を大切に扱うことは、自分自身を整えることと同じことなのかもしれません。

 

 

毎日、褒めるという習慣を

イタリア人は褒め上手。

褒めて、人の才能や美しさを引き延ばす効果を与えます。

 

相手の素敵な部分を見つけるのが上手

イタリア人が他人を褒めるのは、何も特別な時とは限りません。

ふと、道端で知り合いに出会った時、「あら、そのスカーフ、素敵ね」とか、「ちょっと、その髪型、似合ってていいじゃない?」そんな風に、相手の素敵だと思うところを見いだし、褒めるのです。

 

もちろん、相手も同じように、自分の素敵なところを引き出してくれます。

これが、美を生む相乗効果となるわけです。

 

 

女は、女らしく。

あくまでも、女性は女性らしく。
すべてのイタリア人女性に共通するキーワードがこれです。


不思議なもので、イタリアの場合、年齢を増すごとにその意識が強くなるようです。

年齢を気にすることはありません。

自分が素敵だと思うこと、それが全てであるようです。

 

 

そして、恋をする

常に、恋をしていること。
それは、恋人がいるとかいないとか、そういうことではありません。

 

86歳のシニョーラは、滅多に外出できませんでしたが、テレビを見ては「この人、素敵ね」とか、アパートの上階に住むシニョーレを「ああいう人がダンナさんだったら、素敵でしょうね」などと、いつも素敵な夢を見ていたものです。

 

人は、何かに夢中になっている時が一番輝いているのだと、思わずにはいられません。

 

 

おわりに

イタリア人女性が年齢をこえても、美しくいられる理由は、表面的なことだけではありません。
内面から自分を整え、そんな自分を愛することこそが、その魅力をひきだすのだと思います。


「アモーレ」の国イタリアは、また、自分をも愛する国なのです。

 
 コラムニスト情報
OTA YUKI
性別:女性  |   現在地:フィレンツェ  |   職業:Enoteca Lombardi スタッフ/イタリア旅行アドバイザー

花の都 フィレンツェ に住むこと、はや十数年。
フィレンツェの台所と言われる、メルカートで働いて10年以上となります。
多くの食材に囲まれながら、花より…の生活を楽しんでいます。

そんな生活をこちらに綴っています。どうぞ、ご覧ください。
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