おしゃれ女子におすすめの映画「ブルックリン(Brooklyn)」のDVDが12月2日に発売開始。「ブルックリン」を観て考える、恋愛と結婚。レビュー(感想)、ファッション、コーディネイトなど。
【あらすじ】
映画「ブルックリン(Brooklyn)」。
この物語の舞台は、1950年代のアイルランド。
エイリシュ(シアーシャ・ローナン)は、不満を抱えながらも食料品店で働き、母と姉と暮らす。
そんなエイリシュに、姉ローズが”ニューヨーク”で働くチャンスを与えてくれる。
ニューヨークへ1人旅立ったエイリシュは、「ブルックリン」での暮らしを始めるが、
慣れない生活とホームシックに苦しむことに。
しかし、トニー(エモリー・コーエン)という青年に出会い、エイリシュの生活は明るいものに変わっていく。
そんな前向きになったエイリシュの元に、故郷から悲報が…。
故郷へ戻ったエイリシュを待っていたのは、ジム(ドーナル・グリーソン)との運命の再会だった。
2016年アカデミー賞3部門ノミネート(作品賞、主演女優賞、脚色賞)を始め、映画ファンの信頼が高いレビューサイト「Rotten Tomatoes」で、批評家98%・観客90%という驚異の支持を集めた映画「ブルックリン」が、2016年12月2日に待望のDVD化!
女子目線で観た「ブルックリン」、そして「ブルックリン」を観て考えてみたいこと。
※ネタバレありなので、ぜひDVDを観て読んでほしいです♡
故郷アイルランドから、1人ニューヨーク「ブルックリン」へ渡ったエイリシュ。
新しい生活を始めたエイリシュは、戸惑いながらも”恋愛”や”経験”をきっかけに、新しい土地や生活になじみ楽しみを増やしていく。
その大きなきっかけの一つだったのは、配管工のイタリア人男性トニーとの出会い。彼の暮らしは決して裕福ではなかったが、彼といる時間はとても楽しくて明るいものだった。
地方から都会へ。故郷を離れた経験がある人には痛いほどに分かるエイリシュの心境。
最初は慣れない新しい暮らしや土地。その土地を好きになるきっかけは、出会う人や色々な経験などさまざま。
その中の1つに「恋愛」があるのかもしれません。
ブルックリンで出会ったトニーは、誠実で優しい男性。
新しい土地での楽しみ方を教えてくれて、寂しい時や辛い時にそれを埋めてくれるトニーは、必然的にエイリシュにとって大切な人になります。
トニーとの過ごす時間の中で、故郷アイルランドから家族の悲報が。
そんな故郷アイルランドへ帰省することになったエイリシュへ、トニーから突然のプロポーズ。
「結婚しなきゃおかしくなりそうだ。」
それは、故郷に戻るエイリシュをつなぎ留めておくためにトニーが選んだ手段にも見えた。
そんなトニーからのプロポーズを受け入れ、 エイリシュはアイルランドへの帰省の前にトニーとの結婚を決める。
しかしアイルランドで待っていたのは、ジムとの運命的な出会い。ジムは裕福な御曹司。ブルックリンで待つ夫トニーとジムの間で、心が揺れる。
家族、故郷の友人…そしてジム。
誰にも、トニーとの結婚を言わずにアイルランドでの時間を過ごすエイリシュ。
偶然再会を果たしたジムは、裕福で誠実な男性。そんなジムとの結婚を期待する母。
故郷アイルランドでの、ジムとの裕福な暮らしに、エイリシュの心が揺れないはずはないと思います。
しかしこの心の揺れは、ブルックリンで待つ夫トニーへの裏切りでもあり、
ブルックリンに夫がいると知らないジムや、母への裏切りでもあるのが事実。
それでも、エイリシュに共感してしまうのは、
女性なら誰でも似たような選択を迫られた経験や、想像したこと経験があるからなのではないでしょうか?
女性にとって「結婚」とは人生最大の転機であり、”人生”を選ぶ重要なタイミング。
そんなエイリシュの葛藤する姿は、女性なら共感できるはず。
あなたなら、トニーとジム、どちらを選びますか?
この映画の舞台は、1950年代。
スタイリッシュなデザインや、女子なら思わずキュンキュンするポップでレトロな色使いのコーディネイト。
どのシーンを切り取ってもサマになるファッションと、美しい映像に、女子なら夢中になること間違いなしです。
その中でも注目したいのは、エイリシュの身に着けているカラー。
アイルランドを旅立つシーン(上画像参照)のコートは、アイルランドのナショナルカラーでもあるグリーン。
その後のシーンでもエイリシュは、アイリッシュカラー「グリーン」のアイテムを、多く身に着けています。
徐々にブルックリンになじんでいくエイリシュのファッションの変化や、色使いの変化も観ていて楽しいポイントの1つかもしれません。
街並みやインテリア、ヘアスタイルも、ファッションと一緒に注目したいところ。
ストーリーはもちろん、映像美や世界観、ファッションまでもが女子を魅了する「ブルックリン」。
2016年12月2日に、DVDが発売開始。
映画館で観た人も、観ていない人もGETしておきたい1本です。
「ブルックリン」(原題Brooklyn)
【セル&レンタルリリース】12月2日(金)
2枚組ブルーレイ&DVD〔初回生産限定〕¥3,990+税
【デジタル】11月16日(水)デジタル先行配信
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※全てブルーレイディスクのみの収録特典
●未公開シーン集(ジョン・クローリー監督による音声解説付き)
●スペシャル映像集 ●ジョン・クローリー監督による音声解説
●スティル・ギャラリー ●オリジナル劇場予告編
<キャスト&スタッフ>
エイリシュ・レイシー:シアーシャ・ローナン/ジム・ファレル:ドーナル・グリーソン/トニー:エモリー・コーエン
フラッド神父:ジム・ブロード/ベントキーオ夫人:ジュリー・ウォルターズ
監督:ジョン・クローリー製作:フィノラ・ドワイヤー/アマンダ・ポージー脚本:ニック・ホーンビィ/字幕翻訳:弓場沙智子
■発売元:20世紀フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン http://video.foxjapan.com/
※この記事での解釈や感想は、あくまで個人の見解です。
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