ミステリー期の過ごし方!トラブルが起きやすい運気の低迷期を、平穏無事に乗り切るためには?
12年に1度、3年間やってくる「ミステリー期(天中殺2年+1年)」。できるだけ運命に逆らわない乗り切り方を紹介。誰も避けることはできませんが、必要以上に怖がる必要はなし。トラブルや不幸な出来事が少なくなる過ごし方を学びましょう。
こんにちは、占い講師の庵 妃慧です。
前回に引き続き、今回も「ミステリー期」についてお話しします。
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ミステリー期では、精神的に虚脱状態に陥り、正常な自制心・判断力はもちろんのこと、いわゆる第六感が痺れたように感覚がなくなります。
ぼんやりすることが多く、へまをしてしまったり、不幸が続出する事態に見舞われたりすることもあります。
また、特に運気の勢いが衰えているときにミステリー期が回ると、人と争う、泥棒に入られる、交通事故や火事に遭うなど、まるで不幸を大きな磁石で吸い寄せているような状態になることもあります。
人間の行動には、陰陽二つの働きがあります。
陽の働きは外界に対してのモノ、陰の働きは内界(精神)に対してのモノです。
別の言い方をすると、外界へ向かっての陽の働きを【能動的】と捉え、内界に対する陰の働きを【受動的】と捉えることができます。
ミステリー期とは、常に外界に対して『無の状態』となり、物事の形成不能状態をも意味しています。
ミステリー期に外界に対してエネルギーを発揮すると無の状態になりますが、内界へエネルギーを向ける場合はミステリー期の現象は現れません。
具体的に挙げると、次のようなことは内界に向けた行動といえます。
- 自分と向き合うこと
- 成果を期待せずに練習に励むこと
- 知識を広げるために学ぶこと
- 日頃疎かになりやすいご先祖様への感謝の気持ちを表すこと など
ミステリー期の間は、積極的に行動を起こして、自分自身のエネルギーを社会に対して発揮するのはあきらめ、上のような行動をして過ごしましょう。
そうすれば、ミステリー期終了後に、このとき蓄えられた力が活きてくるはずです。
男性は能動的であり、女性は受動的といわれますが、それは男性というものが外界に対して発揮するエネルギーを多く所有しているからです。
男女という差がミステリー期の現象にも現れて、女性の方が男性よりもミステリー期の現れ方が少なくなります。
ただし、女性でも、男性同様に能動的にエネルギーを社会に発揮している場合、男性と同じように現象が表出します。
逆に、受動的な人生行程を歩んでいれば、男性であってもミステリー期の現象の現れ方は少ないといえます。
このようなところにも【ミステリー期】というものの興味深い特色があり、ミステリー期だからといって単に凶事を招くだけではないということが言えるのです。
ミステリー期の《現象》は調整することはできても、消滅させることはできません。
程度の差はあれ、その期間は、理由の無い不安感が生まれ、精神状態の乱れを引き起こします。
ですから、ミステリー期間中は、新しいことをしないのがよいとされています。
例えば、事業家がこの時期に事業を始めることは、非常に空気の希薄な場所で過激な運動をするようなもの。
いつ倒れるかは時間の問題となります。
期間の長短はあれ、確かに起こり得ることなのです。
さて、ミステリー期に入っているあるサラリーマンに、転勤命令が出たとしましょう。
こんな場合、転勤を断った方がよいのでしょうか?
ここまでのお話を思い出して、考えてみてください。
結論から言うと、「ミステリー期だから『動く』ことに繋がることはよくない!」と安易に考え、転勤命令を拒否するのは、行動からいうと、いけないことです。
《拒否》と言う行動は能動的であり、受動的な行動ではないのです。
転勤命令が下れば《黙して服する事》が受動的な行動と言えます。
決してミステリー期の転勤命令が凶事なのではありません。
それを受けた本人が《どう動くか》によって、ミステリー期明けの環境が変わって行くのです。
もし、拒否をすれば人間関係の中に種々の波乱を生じることでしょう。
普段であれば何事も起らない行動が、ミステリー期だからこそ、その行動によって問題が引き起こされてしまうこともあります。
また、転勤先で営業部といった《行動と前進を要求される仕事》が与えられれば、そのミステリー期の影響は刻々と深くなっていきます。
逆に、転勤先で行動力を必要としない事務のような受け身の仕事であれば、現象は現れてこないのです。
なお、ミステリー期の転勤は、普段どんなに仕事を頑張っていたとしても、100点満点での栄転は望めません。
昇進を伴う転勤だったとしても、勤務地が遠くなるといった条件がついたりします。
ですが、その後ミステリー期を抜けた後の転勤では、条件がよくなり栄転になる兆しがあります。
ミステリー期に突入すると、本人が気付かない内に行動のペースが落ちて行きます。
それゆえ、上司からは怠け者呼ばわりされやすくなります。
そこでもし「よし、やろう!」と奮起すると、ミステリー現象が即座に現れます。
この期では黙ってお叱りを受け、あるがままのペースで流れに逆らわないことが大切です。
どのようにしてもミステリー期が消えていくことはありません。
ミステリー期に限り空間に乱れを生じさせることは、心も身体も消耗してしまいますので、流れを受け入れて過ごしましょう。
ミステリー期についてご紹介しながら、「いかにこの世は天空から放つエネルギーに作用されているか」ということを改めて認識しました。
昔の人は教えてくださいました。
潮が満ちて来ると赤ちゃんが生まれ、潮が引く時間に死期が訪れると…。
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はじめまして、“心のかけ込み寺” 庵妃慧です。
東京都目黒区下目黒で、占いの個人授業と鑑定をしています。
其れに加えて、この頃は『たびか街あるき』やヤフー占いを始め多種のネット占いも手掛けています。
その時は、熊野古道の母 庵妃慧(あんきけい)で頑張っています。
御年何歳とは申せませんが、この道を本格的に志しましたのは昭和57年に東京へ来た時に始まります。
漠然と{神様みたいに人の事わかる様になりたいなー}と思った時は、幼児期です。
小学校に入ってからは、黒板にチョークで文字を書いて教えたいなーと夢をもちました。
東京へ来て占いに学問がある事を知り、有頂天になりました。
其れからは、東洋占術、日本易学に通い、独学で日夜『60干支』を眺め紐解き続きました。
占い学校へ行く度にどこでも『弟子入り』を誘われました。
その路にあう生まれであったのです。
その憧れた夢が実現したのは、6年後、更にその後平成5年からは、本格的に黒板の前に立って『講師の道』を進みました。
読売文化センター・大森、恵比寿。NHK学園新宿スクール、港区区民センター、各方面で占い授業を開き思う存分活動しました。
今現在は、個人授業・鑑定。“たびか街あるき”で目黒区の神社仏閣を案内し、宿命を解き、占い基礎勉強を指導しています。
憧れた夢を人生の終焉までやり遂げられる事は、最高の幸せ者と毎朝【御仏】に感謝の言葉を毎朝伝えております。
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日々、真面目に真剣に何事にも取り組む!をモットウに、マンションでは『理事長』を5年近く努めてます。
昨年〜今年に掛けて、大規模修繕工事も終え、私の人生は体験から学び、それを活かして人様を導く人生であると自負致します。
最後の楽しみとして【コラム】に辿り着いた事は、これまた幸せを実感致しました。
長い人生で学んだ事は、この世の何方かにお役に立ちます様に…そんな気持ちでここでお世話になろうと思います。
よろしくお願い致します。
著書 文芸社 【生き長らえて 辿り着いた占いへの道】大威季子
文芸社 【宿命百占学】 庵 妃慧
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