アメリカの結婚式 ~面白い習慣の紹介~

執筆者: colonna
はじめに

アメリカの結婚式に参加したとき、覚えておくべきことやおもしろい習慣などは覚えていったほうがいいですよね。今回は、コラムとしてご紹介します。

 

 

日本と違う習慣・風習について
式の形態について

アメリカの披露宴では会場に大きいスペースがあります。

そこは、新郎新婦のご両親や新郎・新婦・兄弟などがダンスを次々に披露し、最後はゲストみんなで踊る専用の場所。

披露宴が終わるまで、3時間も踊り続けているということもあります。

 

招待状について

アメリカでは、式の約半年前に、まずは“Save the Date”というカードを送ります。

これは、結婚式を行う日にちと場所のみが載っているカード。

忙しい人々が多い現代ですから、早めに予定を伝えて日程を空けてもらうために送ります。

 

式が迫った1~2ヶ月半前くらいになってはじめて、正式な招待状を送付します。

それには、式後の結婚パーティーの招待状や返信用のカード・封筒も同封されています。

招待状は“Save the Date”よりフォーマルですが、受け取った人は参加・不参加にマークをして返送するだけでOKです。

 

なお、招待状のカードにはさまざまな表記があります。

独身の人は「and Guest」と記してあったら”友達と一緒に行ってもいい”という意味。

家族がいる人は「and Family」とあったら、子どもを連れて行っても大丈夫です。

 

ご祝儀やプレゼントについて

友人男性の式で、高い贈り物をするのはご法度です。

特に200ドル以上のものをギフトリストから選んでしまうと、新婦に額が高いと指摘され、しまいには新郎に気があると勘違いされる可能性も。

 

また、普通に会場に持ってこれないようなものを後で送るのもアリです。

例えば、インテリアの椅子やテーブルなどは結婚式には持ってこれませんよね。

よって、宅配便で式の前後に送るような形をとればGOOD。

 

ご祝儀についてですが、夫婦でもし招待された場合は日本と同様1つの封筒にご祝儀を入れるとよいそう。

同僚や遠い親戚は75~100ドル、近い親戚や新郎新婦の友人なら150ドル以上、親しい友人には200ドルくらい渡すのが基本です。

また、特に親しくないのであれば、プレゼントのみでもOKです。

 

服装について

結婚式によって服装も違ってくるので、招待状のドレスコードは要チェックです。

花嫁の色「白」を避けるのは日本と同じですが、式後のダンスがあるのであまり長いドレスなどは着ない女性が多いです。

できるだけ小さなバッグに入れて荷物を軽くするのもポイントです。

 

また、花嫁の付き添いの仲がいい人は「ブライズメイド」といい、みんな同じ服装をします。

その場合は花嫁と同じホワイトドレスでも許されます。