仕事や旅行で飛行機を利用する機会がありますよね。

日常的に使っている方はまだしも、滅多に乗らない方も多いと思います。近年はLCCの普及で飛行機も身近な乗り物となりました。

利用時には色々な荷物を持っていくと思いますが、飛行機に持ち込める物は意外と限られています。「これもダメなの？」と思わずびっくりする物も、NGリストに含まれているのです。

飛行機に持ち込み禁止の物をまとめてみました。

初めて飛行機に乗る方も一度チェックしてみて下さい。

ライターのオイルやガスコンロ、スペアのガスなど可燃性の物は基本的にNGです。

どれも引火する危険があります。預け入れもできないので必要な場合現地で調達しましょう。

オイルタンク式のライターも原則持ち込み不可です。喫煙者は注意をしましょう。

渡航先でパーティや花火を楽しみたい。そんな時に持って行く可能性があると思います。

しかし火薬が使われている物も持ち込めず、預け入れもできません。

旅行先で花火を楽しみたい場合も現地調達する必要があります。

ペンキや塗料には揮発性物質が含まれており、引火する可能性があるため持ち込めません。

もし必要な場合や購入した時は、宅配便を利用して送るなど工夫が必要です。

どちらも危険物扱いとなり持ち込み・預け入れともに不可能です。

殺虫剤は毒物に分類され、漂白剤は酸化物に指定されています。

田舎に帰郷する時など殺虫剤を持って行く方も居るようですが、手荷物検査の際にしっかり没収されますので注意しましょう。

気づきにくいですが、ペットボトルや缶飲料は基本的に持ち込みできません。

しかし検査後に購入した物は持ち込めます。

先に購入した物は預け入れとなりますので、機内で飲みたいときは後から購入しましょう。

刃物類や先の尖ったドライバー、トンカチなどの工具類も機内持ち込みはできません。

しかし没収されるわけではなく預け入れが可能です。

スポーツ用の冷却スプレーなど、一部のスプレーは持ち込みができません。

よく混同しがちですが、制汗剤、虫さされ用スプレー、消毒スプレーなど医薬品・医薬部外品となっている一部のスプレーは持ち込みができます。

化粧水やジェル、クリーム・ワックス・マスカラなどの液体系コスメは、残念ながら機内への持ち込みができません。

それほど大きくなければ大丈夫です。

もし機内で使いたい場合はトラベル用セットを購入するか、市販の小さな容器に移し替えてから持ち込むようにしましょう。

ちなみに、液体物は100ml以下の容器に入れ、ジッパー付き透明プラスチック袋（縦横40㎝以下の袋）に入れることが義務付けられています。

ちなみに1人1袋までとなっていて、かなり厳しいようです。

ゴルフクラブや竹刀、剣、サーフボードなど長いものは持ち込めません。

ただし預け入れは出来るので、バカンスや遠征などで使用される方は注意をして下さい。

飛行機内に持ち込める物は意外と限られています。

原則不可能な物も多く、手荷物検査で引っかかることも珍しくありません。

またその時の情勢によって持ち込み不可になる物が増える可能性もあります。

基本的に危険物はNG、渡航先に持って行くことの多いスプレーや化粧品類は預け入れか一部条件付きで持ち込みができます。

あとで面倒にならないためにも、搭乗前日には再度セルフ手荷物チェックをしてみましょう。