秋の美味しいキノコレシピ!アンズ茸(カンタレル)を使ったクリーム系料理の作り方
こんにちは、Yukkiです。
スウェーデンから、またまた食についての情報をお届けします。
今回は、Kantarell/カンタレル(和名:アンズ茸)というキノコ料理についてです。
スウェーデンには「自然享受権」という、誰でも森に入れて釣りやキャンプ、キノコやベリー摘みを楽しむことが出来る権利があります。
そのため、秋になればキノコ狩りに行く人も多いのですが、一番採りやすいキノコの一つが、このアンズ茸です。
なぜなら、アンズ茸は「森のゴールド」とも例えられる通り、全体が黄色く香りが独特なため、他のキノコと間違えることがあまり無いからです。
そんな秋の味覚「アンズ茸」が愛されるもう一つの理由は、アンズ茸が人の手によって栽培しにくいキノコであることです。
もちろん、アンズ茸の栽培について研究している人もいるので、将来はマッシュルームのように1年中飼えるようになる可能性もありますが、やっぱり秋の味覚として、野生の物を味わいたいですね。
アンズ茸は、お肉料理にぴったりのキノコです。
クリームソースの作り方はとても簡単です。
1.
アンズ茸の土を筆やキノコ用のブラシで落とし、食べやすい大きさに切ります。
キノコは炒めるととても小さくなるので、物によっては切らずにそのまま炒めても良いです。
2.
あとは、粗目のみじん切りにした玉ねぎと一緒に炒め、生クリームを入れて塩、コショウ、パセリなどで味付けをして完成です。
出来たソースは、ステーキにかけて食べると美味しいです。
また、小さく切って炒めた鶏肉を一緒に入れると、パスタソースにもなりますよ。
トーストに食べやすい大きさに刻んで、バターで炒めたアンズ茸を乗せて、少しパルメザンチーズをかけるだけの簡単料理「アンズ茸トースト」。
簡単ですが本当に美味しく、アンズ茸そのものの味を楽しめます。
実は、トーストと同じ要領で、アンズ茸ピザにしても美味しいです。
ご家庭でマルガリータを食べるときに、生のルッコラと一緒にバターで炒めたアンズ茸を乗せると、また違った美味しさになって、マルガリータを2倍楽しめます。
1.
細かいみじん切りにした玉ねぎを、きつね色になるまでバターで炒め、そこに小さ目に刻んだアンズ茸を入れ、全体をしんなりさせます。
2.
そこにお湯で溶かしたチキンブイヨン、牛乳、そして生クリームを入れ、しばらく弱火で煮込みます。
3.
10分ほど煮込んだら、ミキサーでスープ状にし、鍋に戻し塩コショウで味付けをして完成です。
最後に別で炒めたアンズ茸とパセリを散らせると、綺麗な見た目になります。
もちろん、アンズ茸と他の食材を色々混ぜても美味しくなります。
マッシュルームやしめじと一緒に、キノコグラタンにしてみても美味しいです。
アンズ茸独特の香りが、いつものグラタンにアクセントを与えてくれます。
アンズ茸はただバターと炒めただけで食べても美味しいですが、クリームとの相性が抜群です!
他にも色々な食べ方があるので、ぜひ試してみて下さい。
スウェーデンでは、日本と同じように季節の味覚を楽しむ習慣があります。
初夏はイチゴ、夏の終わりはザリガニや手長エビ、その後はリンゴンベリーやアンズ茸などです。
秋にスウェーデンを訪れる際は、是非アンズ茸を試してみて下さいね。
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スウェーデン在住のYukkiです!コラムLatteを通して、スウェーデンの生活の中で見つけた面白いことや、美味しいものをたくさん紹介していきたいと思います。よろしくお願いします☆
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