日本三大○○の温泉地に行こう!人気温泉のおすすめポイントや効能まとめ

執筆者: sihpo

温泉は、冬だけに限らず四季を通して入りたいものですよね。

今回は、日本が誇る三大○○に選出されてる温泉をご紹介します。ここもそうだったのか、と言うような発見ができるかもしれません。

 

日本三大温泉
白浜温泉(和歌山県白浜町)


[出典:http://www.nanki-shirahama.com/index.php]

飛鳥、奈良朝の時代から「牟婁の温湯」「紀の温湯」の名で知られ、天智天皇をはじめ多くの天皇が来泉されたと言われており、1350年余りの歴史を持つ、由緒ある温泉地です。崎七湯に数えられる、崎の湯、砿湯(牟婁の湯)は、白浜温泉中でも古い歴史があります。

泉質は、食塩泉・炭酸泉であり、重曹泉胃腸病・神経痛・リウマチなどに効果があるといわれています。

交通の便が良く気候にも恵まれているため、1年を通じて賑わい、かつては新婚旅行先としても人気を集めていました。
数々の外湯や足湯があり、温泉めぐりをすることが出来ます。場所によって異なる風景を楽しみながら巡ってみてはいかがですか。

 

熱海温泉(静岡県熱海市)

[出典:http://www.city.atami.shizuoka.jp/index.php]

今からおよそ1260年前に箱根権現の万巻上人が、海中に湧く熱湯によって魚類が焼け死に、甚大な被害を被っていた漁民たちを助けようと志し、現在の「大湯間歇泉の地」に泉脈を移し、湯前神社をつくり、一般の人々も温泉の恩恵に浴することが出来るようにしたことが、熱海温泉の始まりと言われています。また、徳川幕府初代将軍・徳川家康は、熱海温泉を大変気に入り、江戸城にまで熱海の温泉を運ばせたと言われています。最も熱海温泉を愛し、発展に寄与した一人なのです。

熱海の温泉は、塩分が皮膚を覆い保温効果が高いのが特徴で、神経痛や冷え性の改善、慢性婦人病、慢性皮膚病などの効果があります。また、源泉のほとんどが肌に優しい弱アルカリ性のため、美肌効果もあります。

東京からも近いこともあり、一年中賑わい、日帰り温泉地としても人気が高いです。そのため、日帰り温泉も充実しています。まずは、熱海駅前にある足湯に浸かってリフレッシュをし、旅をスタートさせてみてはいかがでしょうか。

 

別府温泉(大分県別府市)

 

[出典:http://www.itooffice.com/i_beppu-hattou/mati-site-index/index5.html]

日本を代表する大温泉地で、国内外問わず、多くの観光客が訪れます。湧出量は、1日132000キロリットルで世界2位を誇っています。

別府温泉の泉質の種類は、単純温泉、二酸化炭素泉、炭酸水素塩泉、塩化物泉、硫酸塩泉、含鉄泉、含アルミニウム泉など多くあり、地域によって温泉の泉質が変わります。そのため、神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、うちみ、くじき、慢性消化器病、冷え性、疾後回復期、疲労回復など、効果も様々です。源泉や成分表や効果、別府ならではのユニークな情報を分かりやすくまとめた「温泉カルテ」も参考にしてみてくださいね。

また、約140湯の中の88湯をめぐる、別府八湯温泉道は「志高き温泉好き」のためにあり「スパポート」と呼ばれるスタンプ帳にスタンプを集めることで「別府八湯温泉道名人」の称号を貰うことが出来るなど、観光客が楽しめるイベントも行っています。

 

三大薬泉
有馬温泉(兵庫県神戸市)

[出典:http://www.arima-onsen.com/]

日本書紀にも登場する畿内最古の名湯であり、日本三古湯や日本三名泉にも選出されています。また、阪神の奥座敷として親しまれています。

環境省の指針により療養泉として指定している9つの主成分(単純性温泉、二酸化炭素泉、炭酸水素塩泉、塩化物泉、硫酸塩泉、含鉄泉、硫黄泉、酸性泉、放射能泉)のうち、硫黄泉と酸性泉を除く7つもの成分が含まれており、世界的に珍しい多くの成分が混合した温泉です。また、有馬温泉の湯は、金泉、銀泉に分けられ、それぞれ効能効果が違います。金泉は、冷え性、腰痛、筋・関節痛、じんましん、傷、やけどなどに、銀泉は、高血圧症、食欲増進などに効果があるといわれています。

温泉だけではなく、有馬伝統のお座敷遊びを守り続けている芸妓さんと楽しむ宴会も有馬温泉の楽しみ方のひとつです。また、秋は紅葉やマツタケ狩り、冬は雪景色など、一年を通じて景色が変化し、私たちを楽しませてくれます。

 

草津温泉(群馬県吾妻郡草津町)

 

[出典:http://www.kusatsu-onsen.ne.jp/]

自然湧出量は日本一を誇り、1日にドラム缶約23万本分もの温泉が湧き出しています。草津の名物である「源泉かけ流し」ができるのはこのおかげです。

草津温泉の泉質は、基本的には酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物温泉で、神経痛、筋肉痛、関節痛、病後回復期、疲労回復、糖尿病、高血圧症、動脈硬化症などの効果が期待されます。
毎分4000リットルの温泉が湧き出て、湯けむりを舞い上げる草津温泉のシンボル「湯畑」や湯もみが行われる「熱の湯」など、温泉地ならではの楽しみ方の出来るスポットがたくさんあります。また、温泉に入った後の街散策も人気です。

 

松之山温泉(新潟県十日町市)

松之山温泉は、新潟長野の県境の雪深い山あいにたたずみ、11軒の旅館が存在し、温泉街を形成しています。今から700年ほど前の南北朝時代、一羽の鷹が舞い降りて傷ついた羽を休めているのを木こりが見つけ、そこにコンコンと湧く熱泉を発見したという伝説が起源と言われています。

92度もの高温で噴出し、豊富に含まれた塩分の作用が冷え性改善に効果的なことから「熱の湯」とも呼ばれます。また、美肌、肌荒れ改善、傷の治癒にも効果が期待されます。

温泉の他にも、ファミリーから上級者まで楽しめるスキー場などもあり、自然を大いに満喫することが出来ます。

 

日本三大美人湯
川中温泉(群馬県吾妻郡東吾妻町)

[出典:http://www.kawanaka-kadohan.com/index.html]

中世以前より地元の人々に知られ、鎌倉時代源頼朝の家臣が療養したとされる歴史のある温泉です。旅館前を流れる雁ケ沢川の川底より自然湧出するところから、川中温泉と呼ばれています。

女性の肌荒れによく効くと言われています。また、子供のできない女性がこの湯に通うようになって子供を授かったという話もあります。また、リュウマチ、冷え性改善の効果があります。飲泉療養もでき、内からも外からも治療できる湯治の温泉としても知られています。

周辺には、吾妻川に架かる雁ガ沢橋から八ツ場大橋までの約3.5キロメートルにわたる吾妻渓谷などの観光名所があります。紅葉の名所としても有名です。

 

名前:川中温泉 吾妻渓谷温泉郷 かど半旅館

住所:群馬県吾妻郡東吾妻町大字松谷2432

電話番号:0279-67-3314

 

龍神温泉(和歌山県田辺市)

[出典:http://www.ryujin-kanko.jp/index.html]

龍神温泉は、高野龍神国定公園、日高川沿いに位置する温泉郷です。

泉質はナトリウム炭酸水素塩泉で、入浴後にはツルツルでしっとりとした肌を手に入れることが出来ます。 美人の湯で知られていますが、冷え性、神経痛、肩こりなどに効果があるといわれています。

渓流を眺める事ができる露天風呂からの景色は絶景です。また、夜には星空を眺めながら温泉に入ることもできます。

 

名前:龍神温泉 元湯

住所:和歌山県田辺市龍神村龍神37

電話番号:0739-79-0726

 

湯の川温泉(北海道函館市)

[出典:http://hakodate-yunokawa.jp/index.html]

函館空港から車で約5分のところに位置する温泉街です。湯の川の語源は、アイヌ語の「ユ(湯)+ペツ(川)」からきていると言われています。

とてもよく温まると評判が高く、冷え性の改善、リュウマチ、打ち身、婦人病、肩こり、腰痛、神経痛、胃腸病、疲労回復などの効果があります。

旅館やホテルだけではなく、日帰り温泉も多くあります。市電「湯の川温泉電停前」の前にある足湯施設は、手軽に利用できることから、観光客や電車待ちの方も人気のスポットです。また、海岸沿いに「サル山温泉」でも知られる函館市熱帯植物園などもあり、観光も充実しています。

 

おわりに

温泉によって異なる効果があったり、温泉+αで楽しめるところも多く、全部行きたくなってしまいますよね。

温泉旅行に訪れる際の参考にしてみてくださいね。

 

 
 コラムニスト情報
sihpo
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