生きている間に一度はみたい世界の絶景~中東編~
まだまだ未知な世界である、中東の国々。
そんな中東には、美しい絶景がたくさんあるのです。イスラムの世界ならではの雰囲気が漂っています。
アラビアンな世界に迷い込んでみませんか。
イランの首都テヘランから飛行機で1時間半で到着する、シーラーズという街にあるモスクです。
この街の人口は約120万人ですが、歴史的に重要な旧跡が200以上もあるといわれています。
このモスクは、1773年に、ザンド朝の創始者キャリーム・ハーンによって建設されました。
朝日がステンドグラスに当たるときにだけ光り輝くように設計されたため、光輝く礼拝堂は、朝早い時間にしか見ることができません。早起きして訪れる価値のある美しい光景です。
こちらもシーラーズにあるモスクです。アッバース朝のカリフのお墓で、12世紀頃から建設が始まりました。
モスク内の約10の部屋が存在しています。
その中のひとつの部屋は、ガラスで作られたモザイクによって緑色の光を発しおり、まるで万華鏡の中に迷い込んだような美しさです。
「シャーチェラー」は、アラビア語で「光の王」という意味があるそうです。
このモスクに相応しいネーミングですよね。
通常はイスラム教徒のみが入ることを許されますが、交渉次第では中に入ることも出来るそうです。
http://flickr.com/photo/14585659
トルクメニスタンのアハル州にあるダルヴァザという村にあるクレーターです。
1971年に地質学者によって天然ガスに満ちた洞窟が発見されましたが、落盤事故が起き、直径50~100メートルにもなる大きな穴が開いてしまいました。
その穴から放出される有毒ガスを食い止めるために火を着けたのですが、可燃性ガスが絶え間なく吹き出るため、今でも燃え続けています。
40年以上、燃え続けていることになります。
消火するための解決手段は、今だ見つからず、今後もいつまで燃え続けるのか分からないそうです。
[出典:wikipedia]
死海とアカバ湾の間の渓谷にある古代都市です。「ペトラ」とは、ギリシャ語で「崖」を意味します。
1985年12月6日に世界遺産に登録されました。
また、「インディー・ジョーンズ・最後の聖戦」の舞台となったことでも有名です。
大都市ペトラは、この地に定住していたナバテア人によって切り立つ岩壁を削ってつくられ、長年、外の人間に隠すように守られ続けました。
早朝と夕方には、幻想的な赤色に染まり、特に美しい絶景を見ることができます。
月・水・木の夜に開催されているペトラバイナイトも幻想的で、昼間とは全く異なる雰囲気を味わえます。
[出典:http://www.hometurkey.com/]
カッパドキアは、標高1000メートルを超えるアナトリア高原中央部に広がる台地で、キノコや煙突のような形の奇岩が林立しているのが特徴です。
これら奇岩は「ペリバジャ=妖精の煙突」と呼ばれ、妖精たちが暮らしていたという伝説があるそうです。
大人気アクティビティである気球に乗ってカッパドキアを眺めるのも、地上から空に浮かぶ気球を眺めるのも、どちらの光景も絶景です。
また、この地形を生かした「洞窟ホテル」と呼ばれるホテルも人気を集めています。
[出典:wikipedia]
ユダヤ教、イスラム教、キリスト教、それぞれ聖地があるイスラエル。
岩のドームは、イスラム教の第3の聖地である神殿の丘と呼ばれる聖域にあり、7世紀末に完成した集中式平面をもつ神殿です。
ユダヤ教、キリスト教、イスラム教にとって重要な関わりを持つ聖なる岩(Foundation Stone)が、祀られています。
UAE(アラブ首長国連邦)建国の父と呼ばれるシェイクザイードが埋葬されているモスクです。
世界最大のペルシア絨毯、スワロフスキーが使用されている世界最大のシャンデリア、大理石が使われているなど、総工費は約550億円で世界一豪華なモスクといわれています。
中東でしか味わうことのできない絶景を体験しにぜひ訪れてみてはいかがですか。
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