高知県室戸岬で鰹(カツオ)のたたき体験をしよう!美味しい食べ方・盛り付け方 (1/2)

執筆者: 小野アムスデン道子 職業:美食旅ライター
はじめに

鰹(かつお)の旬は年に2度あります。
春に黒潮に乗って太平洋岸を北上する時には、初鰹といってさっぱりとした味、秋に水温が低下したのに伴って南下して来る時には、戻り鰹といい脂の乗った味がします。

香ばしい鰹のたたきは最高ですが、本場ではどうやって鰹のたたきを作っているのでしょうか?

 

脂の乗った鰹のワラ焼き、炎の大きさに驚く

鰹は五枚におろして、粗塩をまぶします。

 

本場では塩味だけで食べることも。

 

網の上に乗せて、稲藁で焼きます。
さすが脂の乗った戻り鰹です、炎の大きさに驚きます。

 

藁でさっと炙るべく炎を着けます

 

あっと言う間に高く火が上ります

 

表面が炙れたら出来上がりです。
後は切り身にしていくだけ。
切っていくうちに手は脂でべたべたになりますが、この出来たての切り身に塩を付けていただきます。

 

表面は焦げていますが、中はレア

 

美しく見える盛り付け方

タマネギのスライスを皿の端に盛って、枕にして切り身を並べていきます。
トマトやキュウリ、シソなど同様に盛って、何列かにすると綺麗に盛りつけられます。
葱のみじん切りとニンニクのスライスを散らして出来上がり。

塩だけ、醤油、これも高知名産の柚子ポン酢と3通りで楽します。
ニンニクの擦りおろしや、ワサビなどもお好みで。

 

ボリュームのある鰹のたたき。ご飯と味噌汁を添えて。

 
 コラムニスト情報
小野アムスデン道子
性別:女性  |   職業:美食旅ライター


海外・国内旅行、グルメ・レストラン、スパ、ライフスタイルの専門家
ロンリープラネット日本語版(メディアファクトリー)編集マネジャーを経て、旅を楽しむライフスタイルの提案を様々なメディアで執筆。日本旅行作家協会会員。