良質な睡眠へ導く「バター溶かしの呼吸瞑想」!寝る前に行いたいリラックス術 (2/2)
美宅玲子
なかなか汚れが流れない所があれば、同じところを何度でも繰り返しイメージしていきます。
とはいえ、とても気持ちの良いイメージ呼吸瞑想なので、全身に行き渡る前に眠りについてしまうことでしょう。
百会のツボを指圧する
仰向けで行っても、くつろいだ姿勢で座っても構いません。
両手の指で頭頂部を指圧します。
自律神経の働きを整える百会(ひゃくえ)のツボです。
次に、頭を両手の指で包むように触れ、つまむようにさすります。
また、頬骨を両手の指で押し上げるように指圧をします。
頭がい骨の中には、副交感神経が通っています。
緊張を緩めてあげましょう。
両膝を立てて仰向けになります。
下腹に、水を張ったボウルを置いてあるイメージを行います。
骨盤を前後に傾けることで、ボウルに貼った水が脚の方や胸の方に交互に零れる様に、小さく転がします。
骨盤からも副交感神経が出ているので、骨盤を小さく揺らしてリセットすることが、リラックスと質の良い睡眠に繋がります。
これもきっと、ごく小さく骨盤を転がしているうちに、いつの間にか眠ってしまうことでしょう。
翌朝の目覚めや体調には、寝入りばなの体勢や状態が重要です。
寝入りの心身の状態を良くするために、イメージ呼吸瞑想や、頭・骨盤といった副交感神経の通っている所のケアが役立つことが、実感いただけたでしょうか。
皆さまの心身にも、爽やかな太陽が昇りますように。
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