こんにちは、ピュアリングプランナーの飯田馨です。
最近、ピンクゴールドの結婚指輪を身につける男性を見たという声を聞く機会が増えました。
実際に、ピンクゴールドの結婚指輪を選ぶカップルは以前よりも増えています。
ただ、世間では男性がピンクゴールドの指輪をすることに違和感を持つ方は多いようです。
今回は、男性が身に着ける”ピンクゴールド”について、お話します。
これまで、若い女性が普通のゴールドを身につけるには使い難さがありました。
そこに登場したピンクゴールドは、「かわいらしい」という印象を与えるデザインに加え、女性の好むピンクは、色々なファッションと組み合わせて楽しむことができるようになりました。
さらに、白くて明るめの肌の女優に似合ったピンクゴールドは、まさに女性らしさをアピールするアイテム。
こうして、世間ではピンクゴールドは女性がつけるものという印象が定着したのです。
さらに、結婚指輪でも、男性はプラチナかホワイトゴールド、女性はピンクゴールドの組み合わせも多く、自然と男性がピンクゴールドを身につけることへ抵抗を抱かせる環境を作っています。
男性がピンクゴールドを選ぶ理由は、プラチナやホワイトゴールドは指輪が目立ってしまい気になる、ということ。
それに比べピンクゴールドは、肌と指輪の馴染みやすいという点で好まれています。
ピンクは肌が白い方が映えますが、逆に肌が黒いと目立たなく際立たなくなるので、男性がつけて違和感なく似合っても不思議ではないのです。
男性がピンクゴールドの結婚指輪で気をつけることは『デザイン』なので、あまりに華奢で華やかな飾りのあるデザインは避けた方が無難です。
また、指の形とのバランスも重要です。
シンプルでしっかりとした、重厚感のある結婚指輪のデザインをお勧めします。
ピンクゴールドは、金に銅と銀に加えたものです。銅と銀の割合は7:3、もしくは8:2の比率で混ぜられています。
ときに美しいピンク色に仕上げるために、銅の赤みを抑える目的でパラジウムという白金属を入れ込むこともあります。
また、金の含有量によってもピンクの色合いは若干異なります。
銅の配分が多いため、サイズ直しができないということは言われていますが、現在は改善されているようです。
購入される際には、販売元に確認してみてください。
日本では、どちらかというとプラチナが定着しているので、しばらくの間はゴールドは珍しい、と言われるかもしれません。
しかし、世界を見渡せば決してゴールドを身につけることは不自然ではありません。
気に入ったら自信をもって選んで欲しいと思います。
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