トルコ・カッパドキアを初めて旅行する人必見!おすすめ1日観光コースをご紹介
トルコの観光でのハイライトといえば、やはりトルコ最大の都市イスタンブール、そして世界遺産でもある奇岩群で有名なカッパドキアの2ヶ所ではないでしょうか。
その他、トルコにはパムッカレの石灰棚やトロイ遺跡など、世界遺産でかつ有名な観光地もたくさんあります。
そんな名所溢れるトルコの中でも『一番印象に残った場所』をお聞きすると、やはりカッパドキアが一番に名を挙げてきます。
今回は、そんな魅力溢れるカッパドキアの観光名所をご案内致します。
カッパドキアと一言に言っても、実はカッパドキアという地名の場所はありません。
奇岩群が集まるギョレメ、ウルギュップ、ウチヒサールなどの世界遺産地域に加え、アバノス、ネブシェヒールなど地域全体の愛称として呼ばれています。
そんなカッパドキア地域へのアクセスとしては、カイセリ空港から車で1時間、ネブシェヒール空港からは車で40分で奇岩群のある地域へ行く事が可能です。
カッパドキア観光の目玉であり、一番思い出に残る体験といえば、やはり人気NO1の気球ツアーでしょう。
早朝、日の出時間に合わせて気球会社の送迎車が各ホテルまで迎えに来てくれ、軽食を頂きながら気象コンディションのチェック。そして大空へ。フライト後はシャンパンパーティーまでセットになっており、フライト後はみんな弾けるような笑顔に。
これら気球会社は各インターネットからもお申し込み可能ですが、気球会社により評判や信頼性に差があるのでツアー料金だけで比較するのはおすすめ出来ません。当日のお迎え時間が予告なく変更になることもある為、参加しているツアー会社を経由して信頼のある気球会社に申し込んだ方が安心。また、万が一フライトが中止になっても全額返金してくれるので、クレジットカード払いよりも現地支払いの方が手続きも簡単です。
気球ツアーは朝7時半〜9時位の間にはホテルに戻ってくるので、戻ってきてからホテルの朝食を食べることも可能です。カッパドキアのホテルでは、気球ツアー参加のお客様の為に朝食時間を長めに設定しているホテルが多いのです。
かつてカッパドキア地方は多くのキリスト教徒が共同生活を営んでいたという歴史があります。しかし時代の流れとともにイスラム教の迫害から逃れるために、このギョレメの谷に岩を削って教会や修道院を作り、その一部が博物館として保存・展示されています。
野外博物館という名の通り、館内にて展示を見るのではなく、奇岩群を散策しながら、岩の中のフレスコ画をご覧頂けます。別料金で暗闇教会という光がほとんど差し込まない教会があり、そのおかげでフレスコ画の保存状態が良く一見の価値あり。
カイマクル地下都市は、観光の中心地からは若干離れた場所にあります。地下8層まで確認されていますが、現在は地下4層目まで観光することが出来ます。
内部は教会、ワイナリー、食糧庫、空気孔など、地下で暮らす人々の知恵が垣間見える作りとなっており、まるでアリの巣のようです。
冒険心をくすぐる内部に、閉所恐怖症でなければ絶対抑えておきたい観光地の一つです。
きのこ岩がたくさん見られる地域。このきのこ岩は別名『妖精の煙突』とも称されています。
自然にできたとは思えないとても不思議な光景です。
3本の岩が寄り添うように並ぶ、別名「三人美女」と呼ばれるこの岩は高台から眺めるため、景色も良いのが特徴です。
トレッキングコースもあるローズバレーは行く時間帯により岩の色の見え方も変わり、特に夕日の名所として知られている。夕日が照らす岩の景観がまるでローズのように赤く見える為にこの名前がついたとも言われている。朝、気球が上がる時間に訪れてみるのもおすすめ!
この他にもウチヒサール城塞やギョレメパノラマなど写真を撮るだけでも楽しめる見所はたくさん!
実はこれらの観光地を効率よく回ればたった1日だけでも可能ですが、出来れば2泊は欲しいところ。
交通機関はバスやタクシーのみで、バスを乗り継いで観光地を巡ることは正直かなり難しい為、各旅行会社が催行しているツアーに参加した方が効率よく見所を回れます。
時間のある方は、乗馬体験や、ゴンドラ乗船、バギー乗車や洞窟民家訪問など、現地旅行会社やホテルが提携しているプチ観光プランもあります。
お泊まりはやっぱり洞窟ホテルがおすすめですよ。
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添乗歴約10年
様々な国を旅した中で、最もフレンドリーで親日国のトルコを好きになり、今はトルコのカッパドキア地方で生活中。
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