こんにちは、美肌アドバイザーのMaikoです。
日本では古くから「色の白いは七難隠す」と言われるように、白い肌の「美」に意味が持たれてきました。
白という色自体についても、とても神聖なイメージがありますよね。
実はアメリカでは、シミ対策を中心としたケアについて、「ホワイトニング」という表現は使われず、代わりに肌を明るくするという意味の「ブライトニング」が使われます。
様々な人種が混在することへの考慮もあるかと思いますが、日米の化粧品のラインナップも比較しても、やはり日本女性の美白への意識は非常に高いと言われています。
美白ケアには、もちろん全体的な顔色を健康的に整える意味もありますが、やはり多くの女性が悩まされているのは「シミ」であると言えるでしょう。
シミ(dark spots)には、出来る原因によっていくつか種類があります。
紫外線の影響でできる、一般的なシミ。
性ホルモンが関係すると言われ、顔の左右対称にできるシミ。
傷やにきびなどの跡。
自然と消えることが多い。
遺伝的要素が強く、完全に消すのは難しい。
紫外線やDNA損傷による細胞の変質と言われる、イボのようなシミ。
このように、シミにも様々な種類がありますが、一般的に予防や改善できるものとして美白化粧品のターゲットになるのは、紫外線によりできる「老人性色素斑」です。
個人によって異なりますが、取り除くためには、レーザーでの除去や内服薬が必要です。
私たちの肌は、紫外線を浴びると、天然の日焼け止め成分である「メラニン」を作る信号がメラニン工場(メラノサイト)に送られ、メラニンを作って肌を護ろうとします。
肌がもともと持つメラニンの量やメラニンを作る力は人種や環境により異なり、そのため生まれ持つ皮膚の色が人によって違います。
メラニンは身体を外部から保護する大切な成分ですが、長時間の紫外線などによりダメージを受けた肌は、メラニンを過剰に作りすぎてしまったり、肌の機能低下によりメラニンを皮膚内に蓄積しやすくなっています。
通常であれば肌の生まれ変わりによって、メラニンが角質とともに肌表面からはがれ落ちていくのですが、年齢を重ねた肌や過度に紫外線等のダメージを受けた肌は、新陳代謝が滞るため、メラニンの排出がうまくいかず、肌に沈着してシミとなってしまいます。
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