ウィーン観光しながら運気をアップ♡ウィーンのパワースポット5選
偉大な音楽家、芸術家を生みだし活動の拠点となったオーストリア・ウィーン。それはこの街自体エネルギーが高いから、多くの歴史に残る音楽家、芸術家が生みだされたとも言えます。
今回はそんなウィーンの観光でまわれる、パワースポットをご紹介します。
歴史的重要建造物である旧ウィーン大学講堂のすぐ右側にある、イエズス会教会。献堂された1631年当時、ウィーン大学の神学や哲学を受け持っていた事から、「大学教会」とも呼ばれています。
この教会は光に満ち溢れ、”ひらめき”、”直観力”、”インスピレーション”がわきやすいと言われています。
教会に入る前に正面入り口の階段踊り場で立ち止まってみてください。
この場所は癒しのエネルギーが高いそうです。まずは気持ちをリフレッシュさせてから中に入りましょう。
中に入りまず目を見張るのが、装飾の美しさです。薄ピンク色の支柱が何本もそびえ立ち、全体から子宮の中にいるような暖かさを感じるといった方もいます。
ねじれた支柱があったり、天井にはドームのような錯覚を起こすだまし絵など、空間の境界線がはっきりしない異次元のようです。このアンドレア・ポッツォ作のだまし絵は、平面とはとても思えないほど奥行を感じますね。
筆者がいる時はパイプオルガンの演奏が響き渡り、とても高揚感を感じました。
日曜日10時30分から始まるミサではクラシック音楽のプログラムがあり、多くの音楽ファンが訪れる教会としても有名です。
住所:Dr.-Ignaz-Seipel-Platz 1, 1010 Wien
開館時間:月~土 7:00-19:00、日祝 8:00-19:00
※教会コンサートの日程等はHPをご確認ください(7、8月は休止)
ウィーンの街の中心に位置する世界遺産、シュテファン大聖堂。
モーツァルトの結婚式・葬儀の行われた場所としても有名ですが、2008年1月に世界の歌姫サラ・ブライトマンがここでコンサートを行った事はご存じでしたか?
シュテファン大聖堂へはどの通りからでも繋がっていますが、パワースポットとして訪れるのならば、まっすぐと正面に向かう”Jasonmirgott通り”から入口に向かうことをおすすめします。そこから向かうと温かい歓迎のエネルギーを感じられるかもしれません。
そして、大聖堂前の広場が地相的にエネルギーが高いと言われています。ここは待ち合わせの場であり、世界中からの観光客で1年中賑わっています。
ウィーンの象徴であるシュテファン大聖堂。内部は、”調和”のエネルギーが満ちていると言われています。
前述のサラブライトマンのコンサートといい、ここは人々に一体感を与えてくれるのかもしれませんね。
多くの人で溢れているので気持ちを落ち着かせることが難しいですが、聖堂内に入って右側のマリア像へ行ってみてください。
ここは母なる癒しを感じる場所とのこと。筆者はしばらくして、体が軽くなるのを感じました。
シュテファン大聖堂からグラーベン通りを進み、右側に見えてくるのが聖ペーター教会です。
1733年に現在のバロック様式に生まれ変わりましたが、実はウィーン最古のキリスト教の教会。
シンプルな外観からは想像できないほど、中は煌びやかで素晴らしい空間が広がっており、訪れる人々を圧倒させます。
ここを案内してくださった方が、「他と違うのはこの教会が聖なるエネルギーの集まりで、それらが世界をつなぎ共存しているという事。それはまるでお寺のようだ」と言っていました。
聖ミカエル、聖セバスチャンなどの聖人が、ブースとなった祭壇にそれぞれ祀られているのです。
この教会は、”思考”に対するエネルギーが強いとされています。ひらめきや考えをクリアにしたい場合におすすめです。
教会を出る前に、忘れずに天井を見上げてください。
ドームになっている屋根の内側にあたる、天蓋に描かれたフレスコ画は必見です。更に奥に描かれているのは、精霊の鳩です。
教会HPに記載されているように、このドーム部分はスピリチュアルスポットとして重要な場所であり、訪れる人に何かを与えるそうです。あなたは何を感じるでしょう?
住所:St. Peter's Square, 1010 Wien
開館時間:月~金 7:00-20:00 土日祝 9:00-21:00
※無料のオルガンコンサートが開催されています。月~金15:00~、土日20:00~
ウィーンで最も観光客が訪れる場所がここ、シェーンブルン宮殿。
ハプスブルク家の夏の宮殿として、かのフランス王妃マリーアントワネットも15歳までここで過ごしていました。
さて、この宮殿敷地内で特にパワースポットとして行っていただきたい場所が、小高い丘の上にそびえる「グロリエッテ」。
しかし、ここに行くには日陰のない坂を20分ほど登らないといけません!
グロリエッテからは宮殿はもちろん、ウィーンの街が一望できます。夏場は大変ですが、登る価値は充分!
パワースポットといえば?と聞くと、何人ものオーストリア人がシェーンブルン宮殿を挙げるます。そんなに有名なのには、グロリエッテを頂点とした配置にヒントがあるようです。
グロリエッテの頂点斜め右下から、動物園、貨車宮殿、オランジェリー(温室)、オベリスク(記念碑)とグロリエッテを結ぶと五芒星になります。風水に基づいてそれぞれが配置されているのには宮殿を、邪気や魔物から守る意味があったようです。
その五芒星の頂点に立つグロリエッテは、宇宙と大地をつなぐエネルギーが高いとされています。
中央部にはカフェが併設されているので、ここでエネルギーチャージをしてはいかがでしょうか。
住所:Schönbrunn, 1130 Wien
開園時間:4月~10月6:00-日没まで、11~3月6:30-17:30
※上記時間は庭園の開園時間です。宮殿内部への入場時間は異なりますのでご注意ください。
ウィーンは都市でありながら、ワインの産地でもあります。ここグリンツィングはホイリゲ(今年出来た新しいワインを出す居酒屋)が集中している地域として有名。
ウィーンの中心部からは少し離れていますが、Schottentor-Universitat駅近辺から38番トラム、”Grinzing行き”に乗れば30分ほどでグリンツィングへ到着します。
グリンツィングのメイン通りに佇んでいるいるのが、グリンツィング教会です。
こじんまりとした可愛らしいこの教会は、結婚式に使われる事が多いそうです。
裏手には音楽家グスタフ・マーラーのお墓があります。
入って左手にある立派な巨木は、日本ならば神木になるほどエネルギーが強く、しっかりと見守ってくれている、そんな安心感を覚えます。
教会内部に入ると、ステンドグラスから差し込む陽光だけとは思えないほど明るく清々しい気持ちに。
他に誰もいなくても不安などを感じることなく、落ち着いて浄化していくのを感じます。
わだかまりも、しがらみも、悩みも一旦リセットして素の自分に戻る、そんな気持ちにさせてくれる教会ではないでしょうか。
筆者にとってはここが一番落ち着くパワースポットでした。
今回取り上げたパワースポットは、どこも有名な観光名所であることに驚いたのではないでしょうか?
オーストリア人が言うパワースポットとはご利益的なものではなく、自分自身のエネルギーの巡りが良くなることで道が開けていく、そんな受け止め方ではないかと感じました。
観光しながらどこが一番自分にとって心地よい場所なのかを、是非感じてみてください。
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2014年より家族でオーストリア/ウィーン在住。ウィーン街をひたすら歩き回って日々素敵なカフェやお店を開拓しています。
10代の頃から旅が好きでパリ、スペイン、沖縄へ一人旅、アジアはバックパッカーとして各国旅してきました。
屋久島生まれの父と韓国で生まれ育った母を持ち、20代は自分の居場所探しをしていましたが今は【今いる場所が私の場所】なのだと確信。毎日がハッピーです。
ウィーンで知り合ったアーティスト達との出会いから高級レストラン【ユリウスマンイル】で日本、韓国料理のイベントをプロデュース。
世界で一番読まれている経済誌【Forbesオーストリア創刊号】に掲載されました。
ウィーンでもアロマテラピー講習会の依頼があり沢山のご縁に感謝する毎日です。
コラムでは、おしゃれで美味しいカフェや芸術の都ウィーンならではのアーティスティックな場所をご紹介。食材にこだわるオーストリア人のオーガニック事情、ヨーロッパ女性の美しさの秘訣などもお伝えしていきたいです。
◇ブログ:http://ameblo.jp/aromasky/
◇インスタグラム:aromacoaroma
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