夏の涼デザート!東京都内で美味しいかき氷・和スイーツが食べられる人気店8選 (1/2)
こんにちは、「季節の和菓子と楽しむ日本茶サロン」主宰・日本茶アドバイザーの柳澤ゆり子です。
夏と言えば、真っ先に連想するひんやりスイーツは「かき氷」でしょうか。
清少納言の『枕草子』(平安時代)にも出てくるほど歴史は古く、当時は「削り氷」と呼ばれていました。
江戸時代には、旧暦6月1日頃に、氷室(この頃の天然の冷凍庫)で大切に育てた氷を、加賀藩が江戸の幕府まで献上していたそうです。
これは「氷室献上」と呼ばれ、桐の箱に収めた氷を、飛脚が数日かけて江戸まで運んだと言われています。
届いた頃には、元のサイズの何分の一だったのでしょうね?
高価過ぎて氷には手の届かなかった庶民達は、氷の代わりに「氷餅」を食べたとか。
「氷餅」とは、冬の間に水をかけた餅を外に吊るし、わざと凍らせカラカラになるまで乾燥させたものです。
ひんやりと涼を届けてくれる和スイーツは、かき氷だけではありません。
今回は、東京編として、美味しいひんやり和スイーツのお店を6店と、番外編を2店ご紹介します。
東急東横線、都立大学駅から徒歩数分のところにある「ちもと」。
「八雲もち」でも有名な和菓子店です。
こちらの夏のお勧めは、毎年かかさず行列してでも食べるという人続出の「おまかせ」かき氷。
シロップは、宇治抹茶と練乳のハーフ&ハーフです。
食べ進めると、氷の中からお宝の様に「ちもと」さん自慢の八雲もちを始めとする10種程の和菓子が、ざくざくと出てきます。
数時間待ちは仕方なしと考え、行列を覚悟して行きましょう。
東京都目黒区八雲1-4-6
銀座に出かけたら、こちら「HIGASHIYA GINZA」へ。
店内もお洒落で、落ち着く空間なのも良いですね。
煎茶・番茶・抹茶・玉露といった日本茶も沢山あり、一緒に楽しめます。
東京都中央区銀座1-7-7 ポーラ銀座ビル2F
広尾方面に出かけた際には、こちら「船橋屋 こよみ」へ。
もちろん「くず餅」も頂く事が可能ですが、あんみつやところてんなど、種類が豊富で悩んでしまいます。
夏期には、かき氷も登場します。
東京都渋谷区広尾5-17-1
予約のとれない店、湯島の割烹「くろぎ」プロデュースの和カフェ「厨 菓子 くろぎ(くりやかしし)」。
場所は、東京大学本郷キャンパスの敷地内にあるおしゃれな建物の1階にあります。
貴重な本蕨粉を使用した、蕨もちや葛きりなど、ひんやり和スイーツが出迎えてくれます。
東京都文京区本郷7-3-1 東京大学本郷キャンパス ダイワユビキタス学術研究館1F
東京ミッドタウンにある、金沢の老舗「加賀麩 不室屋」さんプロデュースのカフェが、「shop×cafe(ショップ・バイ・カフェ)」です。
サントリー美術館に併設されているので、美術観賞した後は、こちらでお茶をいただくのが定番、という方も多いのではないでしょうか。
白玉麩あんみつの他にも、パフェや白玉麩の冷やし汁粉などもありますし、加賀棒茶も頂けます。
東京都港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウン サントリー美術館併設
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