こんにちは、ウォーキングアドバイザーの田邊美穂です。
今回は、「ながら歩き」で代謝がUPする体づくりをテーマに、お話しをしたいと思います。
綺麗な姿勢&歩き方で代謝はUPする
綺麗な姿勢と歩き方だけで代謝が良くなるなんて信じがたい、と思われる方も少なくありません。
しかし、実際のレッスンに入ると、初めての方は驚かれます。
- 「こんなに筋肉を使うんですね」
- 「汗が出てきました」
レッスンには、飲料水の持参をお願いしていますが、必要ないと判断されて、持って来られない方がほとんどです。
それだけ、普段の姿勢と歩き方では、体を正しく使われていないのです。
日常的に肩のラインが内側に入る姿勢を取り、猫背が楽だと言われる方の姿勢を正してあげると、後ろに倒れそうになってしまいました。
間違った姿勢でいると、血流が滞り代謝が悪くなります。
お仕事中など、ふと気付いた時に5分間だけでも正しい姿勢を意識されると、違ってきます。
靴底を見ると、その方の歩き方が見えてきます。
膝を使わないすり足
特に多いのが、つま先の小指側が擦り減っている場合。
これは、すり足で歩いてる方です。
足を上げ、膝を曲げ伸ばし、ローヒールはかかとから着地。
ヒールの高さによっては、つま先から着地など、地面と擦れることはありません。
しかし、特に厚底世代の歩き方を見てみると、膝の曲げ伸ばしがなく、すり足で歩いています。
結果、腹筋、太もも、ふくらはぎ、足首の筋肉が弱まり、足が太い方や、膝上にお肉がのっている方が多く見られるのです。
かかとの外側が擦り減る方は、ガニ股やO脚の方に多くみられます。
これらの足のラインの問題は、筋力を鍛えれば改善できることなのです。
インナーラインと言われる内転筋など、内側の筋肉を意識することでラインも改善する上、靴底の減り方も左右対称になるでしょう。
体の重心を正すことも必要
靴底の減り方が左右対称ではない場合、歩く時の体の重心が歪んでいることになります。
ウォーキングレッスンでも、その歪みを指摘することはできます。
しかし、骨盤が歪んでいたり、体に染み付いてる日常の癖があるので、整骨院などのプロの手を借りることもお勧めします。
日常生活で、正しい姿勢と歩き方を少し意識すると、代謝がアップし、適度な筋肉を付けられます。
そして「ながら痩せ」ができるのです。
ジムや水泳などで、体をフル回転させて汗をかくのも良いかもしれません。
しかし、美しい姿勢と歩き方で、見た目にも美しく、それでいて痩せやすいボディーを目指す方法もお勧めですよ。
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