腸内環境がドロドロ!便秘の原因になる生活習慣と、改善・対策方法

執筆者: colonna
はじめに

前回は「冷え」による便秘の原因と対策法をお伝えしました。
今回は自律神経やストレスなど、精神的なものから来る便秘の対策法です。

自律神経を整えよう

適度な運動は『自律神経』を整えます。
自律神経とは、腸や心臓、胃など、自分の意思では動かせない場所を動かす神経です。


この自律神経の調子が狂うと、出るものがでなくなったり、下痢が続いたりと、腸の状態に大きな影響を及ぼしてしまいます。

 

2つの自律神経

自律神経は『交感神経』と『副交感神経』からなっています。

先の『交感神経』は緊張した時に強く働くものです。
後の『副交感神経』はリラックスしている状態で強く働きます。

交感神経も副交感神経も同じぐらい大切なものです。
どちらだけがたくさん働きすぎても駄目なのです。バランスが大事。
必要な時に必要な方の自律神経が働けるようになっていないといけないのです。

 

緊張状態による便秘も

一概には言えませんが、便秘に悩む人の中には『副交感神経』つまり、リラックス状態で働く神経がうまく働かず、緊張の時に優位になる『交感神経』が強く働きすぎている傾向にある人が少なくないそうです。


よく『家に帰ってくると急にトイレに行きたくなる』とか、『朝、子供と旦那さんを送り出した途端に便意を催す』なんて話を聞きますが、これは安心感から『副交感神経』が働くからだと考えられます。
緊張状態から、ふわっとリラックスした瞬間に『副交感神経』が働き、腸が活発に動いて便意につながるのです。
ですので、うまくこの『副交感神経』を働かせてやれば、便秘解消の助けになるはずです。

おすすめの運動法

『交感神経』『副交感神経』を整える運動としてオススメなのは、ウォーキングやヨガ、ピラティスなど、あまり動きの激しくないものがお勧めです。
ハードに体を動かすような運動は、『交感神経』が高まってしまうので、便秘の人にはあまりお勧めできません。

冷え解消、自律神経のバランスを整える、両方の視点から見ても、適度な運動はとても大切になってきます。無理のない程度で楽しんでみてください。

ストレスは便秘の大敵

運動不足の項でも述べましたが、『自律神経』は便秘にとても大切なものです。
ストレスが溜まると自律神経が乱れてしまいます。


しかし、ストレスは溜まって当然のもの。

なくすより、うまく発散しながら生活することを心がけましょう。

最適なストレス解消法は?

手っ取り早くストレスを解消する最良の方法の一つが『カラオケ』だと言われています。
勿論、カラオケが苦手な人もいると思うので、自分の中でスッキリストレス解消になるものを見つけて、是非積極的に行ってみてください。

おわりに

便秘薬やお茶などを駆使するより、まずは「便秘になる前に腸環境を整えること」が大切です。

 
 

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