ダイエットをしようと思っても、運動が苦手だとなかなかつらいものがあります。
食事制限だけでは体重の減少には限界があり、また運動をしないと筋肉もつかないため、代謝が悪く痩せにくいだけでなく、リバウンドの危険性が高くなってしまいます。
運動が苦手な人や、運動の時間が取れない人は、日常動作で出来るだけ消費カロリーを上げてみましょう。
デスクワーク中や食事中の姿勢を思い出してみてください。
理想の形は、横から見た時に綺麗な「L字」になることです。
腰をぐっと持ち上げて、背中はすっと引き上げます。
これだけの姿勢が、どうしても出来ない人が殆どです。
気づいたら姿勢が崩れていると思いますので、そのたびにまた意識して行いましょう。
きちんと座ることは、骨盤の位置整え、血流も良くし痩せやすい体質を作ります。
自律神経のバランスも整え、ダイエット中のイライラやストレスにも効果的です。
ぽっこりおなかの原因、それは内蔵全体が下がってきているからかもしれません。
年齢を重ねると、どうしても内蔵を支える筋力も衰えていき、筋肉が無いと内蔵の位置は降下してしまいます。
内臓の位置が正しい位置に戻せれば、歪んでいた骨盤の位置も修復してくれます。
理想の逆立ちは朝晩の一日2回の1分間。
食事の直後は避けるように注意します。
逆立ちができない人は、仰向けになって肘を支えにして、ぐっと腰から背中を持ち上げるようにしてみても効果はあります。
腰に両手を添え、足を高くピンとするイメージを持つことが大切です。
1分が目安ですが、無理なく短時間から。
1日のうち、どこかのCMの間にやろう、と決めてみるのもいいかもしれませんね。
CMはだいたい20秒が3本なので、ちょうど1分ほどです。
人は朝起き上がり、夜眠るまで、何かしら身支度を整えたり、トイレに行ったり、食事をしたりと動いているものです。
この日常の動きを少し増やしてあげましょう。
肥満気味の人は、痩せ体質の人と比べて、一日に平均して約160分も長く座っている時間があると言われています。
これはおよそ350キロカロリーで、ごはん大盛り1杯分くらいのカロリーになります。
- 運動はしなくても、立っている時間を増やす。
- 立った後は動くように意識する。
このように、起きている時間をいつもより意識して動くだけで、消費量を毎日上げていることになりますね。
運動している気もないまま体に負荷がかかり、気づいたら代謝も上がる結果になります。
さらに歩く姿勢も正して速度も上げてみるように意識出来たら、代謝UP度はかなりのものです。
ダイエットしたくてもツライ運動はしたくない。
毎日の生活の中で、少し意識して動くだけで運動と同じような効果があるのなら、忙しい人でも出来そうな気がしますね。
食生活と組み合わせて意識していくと、かなり効果的です。
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Latte Columnist
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