心も身体もすっきり♪ デトックスヨガのすすめ

こんにちは、美姿勢インストラクターの美宅玲子です。


日々食べ過ぎや飲み過ぎをしたり、ストレスを溜めたり、それによってまたやけ食いをしたりということはありませんか?


私たちは、普通に生活をしているだけでも、心身に余分なものや毒が溜めこまれていきます。
ヨガでは、心にも身体にも未消化物や毒を溜めずに、すっきりとした正常な状態を保つことを理想としています。

 

今回は、ヨガの観点から見たデトックスエクササイズや生活習慣をご紹介します。

1. 不要な老廃物・ストレスを吐き出す

すっきりとした心身を保つためには、まず、体の中にたまった老廃物やストレスに気づき、流し出す必要があります。

ここでは、ストレスを吐き出すポーズと、老廃物を流し去るツボ刺激をご紹介します。

ネコの伸びのポーズ

ワキ・胸を開くポーズです。

リンパの流れを良くし、ストレスを解消します。

 

息を吐く時に、疲れやストレス・老廃物などが、心身から大地へと流れ出し染み込むようにイメージをします。

 

1. 四つんばいになり、両手を一歩前の床に置きます。

2. 息を吸って、吐きながらお尻を天井に突き出し、ワキや胸を床に近づけていきます。
3. おでこかアゴを床につけて、ゆったりとした呼吸を繰り返します。

 

 

4. 息を吸いながら、頭を持ち上げて、四つん這いに戻ります。

 

すね、ももの内側のマッサージ

すねからももの内側は、「腎」の経絡が通り、老廃物を流し去ると言われています。
冷えやむくみも取ります。

 

マッサージをして痛いほど、老廃物が溜まっていると言えます。

 

1. 床に座り、片脚のすねの内側のキワをじっくりとツボ押しします。

 

 

2. 同じ側の内ももの筋肉をつかんで引っ張ったり、手でこねるように押したりします。
3. 反対側の脚でも同様に行います。

 

2. 心と体が空っぽの状態を作り、味わう

心身から老廃物を出したら、その心と身体が空っぽの状態を、無心で味わってみましょう。

 

冷蔵庫が空になると不安を覚えたり、スケジュールが埋まらないと不安に感じたりする人がいるように、何もない心身の空っぽな状態に不安を感じ、強迫的に何かを詰め込みたくなるかもしれません。


そんな時に行うと効果的な、空っぽをすがすがしく味わうイメージ瞑想法をご紹介します。

雲の切れ目が大きくなっていくのを眺める瞑想法

普段私たちの心の中は、考え事や感情が雲のように覆っています。
それが、深い呼吸によって、ときおり無心の状態(何も考えていない空白の状態=青空)が生まれます。


さらに呼吸を続けていると、無心の状態の中に時折何か考えている状態(雲)が浮かんでは流れていくようになります。

 

 

ひたすら呼吸に集中して瞑想をしていると、イメージをした空のように、空っぽの心(快晴の青空)が広がるようになります。
それを自然に心地良く受け入れている自分がいます。

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