不安・自信のなさの解消に!心が安定する簡単な「グラウンディング」の方法
す。大地とつながる意識を持簡単な「グラウンディング」の方法を紹介。不安な気持ちの人や自信がない人に見られる、ある姿勢の特徴とは?実践することで体の緊張がとけると、潜在意識・心も変わっていきます。
こんにちは。美姿勢&アウトドアヨガインストラクターの美宅玲子です。
みなさん、何かお悩みがありますか?
人と比べて落ち込んだり、自信を無くしたり、「こうなったらどうしよう」という恐れや不安を感じたり…。
それがまったくない人はいないですが、あまりにも不安に振り回されていると、健康を損ねてしまいます。
そういった、自信がなかったり、恐れの気持ちがあったりする人は、姿勢に特徴が見られます。
今回は、姿勢から整えていくことで、内面の不安や自信のなさなどを乗り越える方法をご紹介します。
それでは、具体的には恐れ・不安・自信のなさは、どういった姿勢に表れるのでしょうか。
その特徴とは、立ったり寝たりしているときに「床につく面積が小さくなる」ことです。
立っているときに、足指が浮く「浮き指」
硬めの床に横たわったときに、肩の後ろや腰の部分がたくさん浮く(床につかない面積が広い)
これらは、無意識に「床から離れようとしている」のです。
それはつまり、「大地を信頼していない」「自分の土台を信頼していない」という意味に取れます。
自分を信頼していない、周りを信頼していない不安や恐れがあるからこそ、体は緊張し、床から浮きやすくなります。
安心して信頼していれば、緊張による余分な力が抜け、大地に足をつけたり、体重を預けて寝たりすることができます。
スピリチュアルやヨガの世界で聞くことのある「グラウンディング」という言葉があります。
言葉どおり、大地に根づくように足をつく、転じて、心も根を張ったように深く安定した状態を差します。
そんな理想の状態へと自分を導いていくために、大地のエネルギーを意識しながら、次のようなことを実践してみましょう。
大地に根を張るように、吸盤が吸いつくように、どっしりと、安心・安定して足を(指も含めて)床につき、床を押してみましょう。
足裏で床を押すと、大地から反力がもらえて(作用反作用の法則)、腹に力が入り、自信と生命力が高まります。
腹の力は、「丹田が充実する」とも言い、東洋医学では健康の証です。
仰向けで寝ているときも、大地に溶け込んでいくように、だら~とすべての力を下に委ねるイメージで寝てみましょう。
預ける、委ねる、任せる、、、そうした意識が、「体の力を抜いて大丈夫」「人に心を開いても大丈夫」「ありのままの自分でいて大丈夫」という安心感を育みます。
もっとグラウンディングについて知りたい方は、こちらのコラムもどうぞ!
グラウンディングのやり方と呼吸法を覚えると、イライラやストレス、不安解消などメンタルケアに効果的です。
瞑想と一緒にグラウンディングワークを取り入れてみませんか?
心と体、心と姿勢は密接につながっています。
姿勢・体を整えることで、潜在意識・心が変わっていきます。
ご参考になれば幸いです。
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ヨガ・ピラティス・美姿勢インストラクター。
東京学芸大学教育学部卒。中学から大学まで陸上競技(100mH、走幅跳)に打ち込み、全日本インターカレッジ出場。姿勢や効率の良い体の動かし方に興味がある一方、メンタルの繊細さもあり摂食障害になってしまう。大学卒業後に小学校教員となるが、「いい先生であろう」という無理を重ね、うつ状態のため2年半後病休を取る。
2004年に趣味で通っていたスポーツクラブに転職し、ヨガ・ピラティスと興味ある分野を活かせる仕事のおかげで心の病と腰痛を克服する。ストレスの多い日常でも心身の調子を整えられる素晴らしさを伝えるため、2008年に独立しフリーインストラクターとなる。
現在、首都圏のスポーツクラブ、自治体、公共施設でのサークルや個人のレッスンを受け持つ一方、外ヨガイベント、健康コラボイベントの企画実施、雑誌監修、コラム連載、DVD発売も行う。日々更新するHP、ブログ、YouTubeのエクササイズ動画も好評である。
HP「インストラクター美宅玲子 Re pure BODY」 http://mitakureiko.com
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