ベルギーのばらまきお土産におすすめ♪スーパーで買える人気チョコレート(ショコラ)12選

執筆者: Izumi Tahara
はじめに

ベルギーと言えばショコラがまず思い浮かぶほど、ベルギーのショコラは世界的にも有名です。

 

ベルギーのショコラが美味しいのは、19世紀に国王レオポルド二世がコンゴを植民地としていた際に、カカオのプランテーションが盛んに行われたためであるとか、それ以外にもお隣の国オランダのヴァン・ホーテンがココアパウダーを発明したのがきっかけなど、諸説あります。

 

美食の国ベルギーゆえ、ショコラを美味しくすることにその技術を研鑽したからというのが、大きな理由なのではないかとも言われています。

 

Godiva(ゴディバ)もベルギー生まれ!

ベルギーには有名なNeuhaus(ノイハウス)、Godiva(ゴディバ)をはじめ、王室御用達のショコラティエがありますが、王室御用達以外にも手軽にスーパーマーケットで購入できる、美味しいショコラがあります。

 

今回はそんなベルギーショコラのご紹介です。

 

Côte d'Or(コート・ドール)

まずはベルギー人なら誰でも知っている一番ポピュラーなショコラティエ、Côte d'Or(コート・ドール)。

 

1883年創業の老舗である「Côte d'OR」は、1965年には王室御用達の称号を受けたことがあるなど、ベルギーを代表するショコラティエです。

商品のほとんどはベルギーのスーパーマーケットで購入でき、タブレットからプラリネまで様々なショコラを手にすることができます。

 

そんな中でもお土産に最適なショコラを3つご紹介。

 

tablette classique(タブレット・クラシック)

 

これは、通常のタブレットより若干多めの150グラム。

classiqueというだけあって、レトロなパッケージと形が素敵です。

 

 

上の写真のフォンダンとジャンドゥーヤ以外にミルク、ブラック、それにミルク&ヘーゼルナッツがあります。

どれも厳選されたフレーバーで、2ユーロ以下と、大人買いも問題なしです。

 

Mignonette(ミニョネット)

 

 一口サイズのタブレット24枚入り。

 

写真のものはNoir de Noir。

ブラック中のブラックという意味ですが、ちょっと苦みばしった大人のお味です。

 

これ以外にも7種類ほどのラインナップ。

3.5ユーロからなので、ちょっとしたお土産にも適しています。

 

mini bouché(ミニ・ブシェ)

 

名前の通り一口サイズのプラリネ。

写真は袋入りですが箱入りもあります。

 

こちらは3.50ユーロ程度。

他にも2~3種類のフレーバーがあります。

 

他にも沢山の種類があって、選ぶのに悩んでしまうほど。

どこのスーパーマーケットでも必ず一番いい場所に並んでいますので、見つけやすいのがポイントです。

 

Galler(ガレー)

Galler(ガレー)は、1976年の創業以来、異例のスピードで1994年に王室御用達となったショコラティエ。

 

王室御用達なのにスーパーで買える!

日本でもオンラインショップなどで購入できるようですが、Gallerは王室御用達のショコラティエとしては珍しく、スーパーマーケットでも購入できるブランドなのです。

 

もちろんブリュッセル市内にブティックもあり、オリジナルのBOX入りプラリネをはじめ、すべてのラインナップはこちらで見ることができます。

 

ここではスーパーマーケットでお手軽にゲットできるラインナップをご紹介。

 

ベルギーはBD(Bande Dessiné - バンド・デシネ=カラー版のハードカバーのコミック本)でも有名ですが、タンタン以降今最も人気があるといえるのがLe Chat(ル・シャ - ‘猫’)。

GallerではこのLe Chatをパッケージに使ったシリーズが幾つかあり、なかなか可愛いデザインです。

 

Les Chocolats Du Chat

 

ネーミングはその名のとおりで「猫のショコラ」。

 

写真の箱入りの他に袋入り(ビニール袋ではなく固めの紙なので大丈夫)があり、5種類のフレーバー。

少し前までは缶box入りだったのが、リニューアルして紙箱になった模様。

 

箱入りで4.40ユーロ前後です。

 

Bâtons(バトン)

Gallerと言えば、Bâtons(バトン - チョコバーの高級版のような感じです)。

 

ブティックではもちろん全種類がラインナップされていますが、スーパーマーケットでもセレクトされたものが購入できます。

 

 

 一種類毎に箱に入って並んでいます。

これで1.30ユーロくらい。まとめ買いも可能な値段です。

 

Bâtonsをひとまとめでゲットしたい時はこちら

 

ミニタイプのアソート。

 

これで大体5ユーロ。Lait(ミルクチョコレート)、Noir(ブラックチョコレート)、Blanc(ホワイトチョコレート)のアソートがあります。

 

同じミニタイプのタブレット

 

こちらもアソートで写真のLait & Noir(ミルク&ブラック)とNoir(ブラック)があります。

手軽に楽しめる王室御用達のショコラ、是非お試しください。

 

Dolfin(ドルファン)

1989年創業のDolfin(ドルファン)は人工的な材料を一切使用しないのと、環境にやさしい生産方式を行っているという、非常にエコなショコラティエです。

 

パッケージが可愛い!

そして何よりも、ここのショコラはパッケージがとても可愛く、思わず大人買いをしたくなりそうです。

 

少し高級なお土産におすすめ

Dolfinのショコラももちろんスーパーマーケットで購入できますが、他のショコラティエと比べると若干高め。

ですからきちんとしたお土産として最適です。

 

しかし、ブティックを持たないので、購入するにはサイトのオンラインショップか専門店またはスーパーマーケットということになります。

 

ここではスーパーマーケットで購入できるいくつかのDolfinのショコラをご紹介します。

 

まずはタブレット

 

セロファンで包んであり、まるで紙巻たばこのような包装ですが、パッケージのイラストも包装も昔風のレトロな感じが出ます。

こちらのタブレットはなんと46種類。

2.60ユーロ程です。

 

こちらは本格的な箱入り

 

48 carrés gourmands 'Panaché' - carréというのは、フランス語で正方形という意味。

このショコラは、色々なフレーバーの小さな薄い正方形のショコラのアソートです。

 

全部で48個入りで10.50ユーロ。

これはスーパーマーケットのプライスで、オンラインよりかなりお得です。

 

アソートでもこちらのは大人向け

 

24 carrés gourmands 'Ebène' - carrésのシリーズのブラックチョコレートを集めたパッケージ。

ちなみに'Ebène'とはエボニーのことです。

こちらは5.50ユーロ程。

 

上記のアソート2つは24個入りと48個入りがありますが、スーパーによりセレクトしていないこともあるので、ご注意ください。

 

Copeaux de chocolat(コポー・ド・ショコラ)

 

Copeaux de chocolat - コポー・ド・ショコラとは、いわゆるココアパウダーです。

 

カカオ60%の本格派でしかもこのルックス。

プライスは10ユーロ以上と普通のココアと比べると少々高めですが、350グラム入りとサイズは豊富です。

 

他にもカカオ77%、ミルクキャラメル、ホワイトとブラックのミックスがあり、それぞれにパッケージの色が変えてあるのが特徴です。

ただ、スーパーでは一番ポピュラーなカカオ60%のみの扱いのようです。

 

パッケージが可愛いDolfinは、女子向けのちょっと特別なお土産に最適です。

 

おわりに

ベルギーのショコラと言えば「Godiva(ゴディバ)」「Neuhaus(ノイハウス)」などの王室御用達のショコラティエを始め、人気の「Pièrre Marcolini(ピエール・マルコリーニ)」あたりが有名ですが、このようにスーパーマーケットで手軽に買えるベルギー産の美味しいショコラも沢山あります。

 

ちょっとしたお土産に、スーパーマーケットのショコラ売り場を覗いてみてください。

延々と続くショコラのコーナーに驚くはず。

 

ちなみに、ブリュッセル市内の有名なスーパーマーケットは主に「Carrefour(カルフール)」と「delaize(ドゥレーズ)」の二つ。

今回のそれぞれのショコラのお値段は、二つのスーパーマーケットを参考にしています。

 
 コラムニスト情報
Izumi Tahara
性別:女性  |   現在地:ベルギー ブリュッセル  |  

田原いずみ

名古屋出身。実家は現在岐阜だが生粋の名古屋っ子を自負する‘なごやん’。
大学在学中からモード一筋でパリを愛する。念願叶い1989年、1995年に二度仕事でパリへ。
二度目のパリで知り合ったベルギー人の夫と1996年に結婚、1年後(不本意ながら)ブリュッセルへ移住。以来時の流れには逆らえず住めば都でパリが東京ならブリュッセルは仙台と言われつつ、まあブリュッセルも悪くないかもと現在に至る。
夫、愛息子の3人暮らしのブリュッセル生活の傍ら、かねてからの書き物好きが高じてブログを開始。本業はFuchsia by Izumi Taharaデザイナー(気持ち的にはアルチザン – 職人)としてヴィンテージジュエリーを使った1点もののジュエリー制作。パリで展示会コーディネーターも行う。
ブログ、ブリュッセル。は超私的なブリュッセル案内です。 偏愛アドレスの数々をマップ付きでご紹介。さらに思わずクスっと来る日々の暮らし、ベジレシピなど。ブリュッセル初めての方も、お住まいの方も楽しんでいただける新しい情報ブログです。
http://bruxelles-bxl.com
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