糖質制限ダイエットは逆効果になりやすい!

糖質制限ダイエット、一度は試してみた方も多いのではないでしょうか。

 

食事制限の対象が糖質に絞られるため、糖質の少ない・入っていない食品は食べてもOKという点が、人気となった理由です。

しかしそこには落とし穴もあり、痩せられない・尋常でないストレスを感じるなど、上手くいかない悩みも多いようです。

 

この糖質制限ダイエットの罠は、実に恐るべき結果を招きかねません。

 

 

糖質制限ダイエットでなぜ痩せる?
脂肪を分解してエネルギーへ転換

このダイエットの基本的な仕組みは、糖質を摂らなくする事により体内のエネルギーを不足させ、その時に起こる「脂肪を分解してエネルギーを補給しようとする」という体の働きを利用して痩せようというものです。

 

血糖値の上昇を防ぐ

さらに、糖質を摂らなければ血糖値が上がりにくくなります。

そうなると糖を脂肪に変えてしまうインスリンという成分が分泌されなくなり、結果体内に脂肪分が増えにくくなるのです。


つまり糖質制限を起点とする事で、脂肪がどんどん減っていくという効果を狙ったダイエット方法です。

 

糖質制限ダイエットのNGポイント
突然、糖質ゼロ生活にするのは危険!

まず絶対的にNGなのが、「ある日、いきなり糖質ゼロの食生活にシフトする」という事です。


意気込みは素晴らしいと思いますが、健康・美容・ダイエットにおいてあまりに急激な習慣の変化は、大抵良い結果を生みません。


急激に糖質を制限し、今まで日常的に摂っていた糖質をいきなりゼロにした場合、恐らくほとんどの方は体重がみるみる減少していきます。


この辺りで予想がつきますね。

急激な糖質制限の大敵は「リバウンド」です。

 

リバウンドはストレスで起こるのではない

リバウンドの仕組みについて誤解が多いようなのですが、我慢していた分ストレスが溜まってたくさん食べてしまうようになる...ではないのです。

 

食事制限だけで痩せていくと筋肉量も同時に落ちていくため、基礎代謝が落ちます。

通常、1日で基礎代謝以上のカロリーを摂取すれば太り、以下であれば痩せていきます。

その基礎代謝が落ちるという事は、一言で言うと痩せにくい体になるのです。

 

エネルギーを溜め込み始める身体

さらに体は急激に落ちて行く基礎代謝に対応するため、体内のエネルギーを消費しないようセーブする働きをし始めます。

この体質に切り替わってしまうと、今までと同じ量食べていてもどんどん太っていってしまう事になります。
これが、リバウンドです。

 

糖質制限はダイエット効果が高いだけに、リバウンドの状態にも入りやすいと考えられます。

 

糖質制限ダイエットのNGポイント2
どれが糖質の入っていない食品なのか?

また、もう1つの大きな落とし穴として「糖質の入っていない食品を見極められない」という事が挙げられます。


栄養士でもない限り、どの食品にどのくらい糖質が入っているかを見極めるのは難しく、十分な勉強が必要になります。
しかし、勉強せずに糖質制限しているつもりになってしまう方が多いのです。

様々な食品に対するイメージで判断してしまうという事です。

 

糖質が多いのはどっち?

例えば「ポテトサラダ・野菜ジュース」と「牛肉・豚肉・まぐろ・アジ」では、どちらの食品郡が糖質が多いでしょう?
答えはポテトサラダ・野菜ジュースの方です。

 

 

例として狙い過ぎかもしれませんが、普通は逆の答えだと思ってしまいますし、レストランでメニューに並んでいたら「ダイエットのため!」と考えて、サラダ・野菜ジュースの方を注文してしまいますね。


このように、どういった食品に多く糖質が含まれているのかの知識をしっかり付けないと、「糖質ダイエットをしているのに全然痩せない」と思い込んでしまいやすいのです。

どうしたら上手くいくのか?
糖質を含む食材の見極めを

まず、どんな食品に糖質が多く含まれているのかを把握します。

 

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