地中海旅行で観賞したい、美しい花たち。古代遺跡や景色を彩る植物3選 (2/2)
日本では「ハナズオウ」
日本ではハナズオウと呼ばれていますが、原産は中国。
江戸時代におそらく最初は薬種として渡来したものと思われ、この樹皮を乾燥させたものを煎じて飲むと、利尿・解毒の効果があるといわれております。
別名ユダの木
地中海沿岸の国々では、「ユダの木」と呼ばれています。
イエス・キリストを銀貨30枚(当時の奴隷の値段)で売った裏切り者のイスカリオテのユダが、後に罪悪感を感じて、最後には首吊りをした木がこの木であったという話から由来しています。
花言葉は「裏切り」
美しいピンクのお花にハート型の葉っぱという、とっても可愛い木ですが、なんと花言葉は「裏切り」。
知らずにうっかり贈ったら、大変なことになってしまいますね。
またこの木は、キリストの十字架を作った木だとも言われており、古くからこれを神聖視しています。
今でも庭師は、生け垣に使っているこの木を切るのを「凶」として嫌うのだそうです。
おわりに
地中海沿岸でよく見られる植物たちをご紹介しました。
旅行に行ったときは、観光景色を彩るこれらの花々にも目を留めてみてくださいね。
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