オーストリア・ウィーン観光で絶対食べたい♡おすすめスイーツ5選!
スイーツとカフェの街、ウィーン。
日本でも有名なケーキから、地元民に人気のお菓子まで、観光の合間に味わいたい美味しいスイーツがたくさんあります。
ウィーンはコーヒー文化も深く根付いていますので、ぜひスイーツはコーヒーと楽しんでみてくださいね。
オーストリアを代表する家庭の味アップルシュトルーデル。
それぞれの家庭に伝わる味があり、レストランやカフェごとに、レーズンが入っていたり、レモンの酸味があったり、少しずつ味わいが違います。
シナモン風味のリンゴが詰まったシュトルーデル生地は、中は温かく、外はパリパリ。バニラアイスと一緒にいただくのも美味しいです。
シュトルーデル生地の作り方は独特なので、シェーンブルン宮殿で料理パフォーマンスを見ることもできますよ。
お土産としてもメジャーなザッハトルテですが、カフェ・ザッハの歴史ある豪華な店内でいただくのがおすすめ。
チョコレートの甘さとアプリコットのジャムの酸味とが、生クリームで調和され、濃厚な味わいはクセになります。
「カフェ・ザッハ」と「デメル」はザッハトルテの本家争いをしていて、スイーツ好きなら食べ比べも一興。カフェ・ザッハの方が濃厚で、デーメルの方が甘さ控えめです。2週間日持ちがするのでお土産に最適です。
皇帝フランツ・ヨーゼフのお気に入りだった、カイザーシュマーレン。
皇帝がアルプスでのハイキング中にヒュッテに入り、驚いた家の持ち主が出したのが、このカイザーシュマーレンと言われています。パンケーキ生地を大きめに千切り、リンゴやプラムなどのコンポートやソースを添えていただきます。
ボリュームが大きいので、二人でシェアするくらいがちょうどいいサイズ。食後のおやつと言うより、お昼ご飯の代わりになりそう。冬のウィーン観光の合間、スキー場でのヒュッテなどで味わうカイザーシュマーレンは最高です。
パラチンケンは、オーストリア風のクレープ。チェコ、ハンガリーなどハプスブルク帝国内でメジャーな料理です。
デザートとしてアプリコットジャム入りが定番ですが、中身にチーズやハム、野菜などを入れて、手軽な軽食としても人気メニューです。
ウィーン市内のパラチンケン専門店「パラチンケンプファンデル」では、何十種類ものパラチンケンを手軽に楽しむことができます。
美貌の皇后エリザベートが愛した「スミレの砂糖漬け」は、デーメルとゲルストナーの「皇室御用達カフェ」で購入できます。口に含むとスミレの香りが立ち上り、独特の風味が広がります。
紅茶やシャンパンに入れたり、砕いてケーキにかけて楽しむこともでき、ウィーンの名菓としてお土産にどうぞ。
5選ではご紹介できないほど、種類も多く、美味しいウィーンのスイーツ。
豪華なケーキ(トルテ)からシンプルな焼き菓子(クーヘン)、アイスからチョコレートまで、ウィーンのスイーツの世界は奥深いです。ぜひ色々なカフェで、気に入ったケーキを食べてみてくださいね。
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国際機関勤務を経て、現在は二児の子育ての傍ら、ウィーン大学博士課程に在籍中。ライター業、翻訳レビュー、ネットショップ、写真撮影など、活動は多岐にわたる。ウィーン在住10年以上。
ブログ「舞台はウィーン!」http://wienok.blog119.fc2.comにて、ウィーンのミュージカル情報を発信中。
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