サロンでまつげエクステを付けて貰い、さっそくマスカラでさらにボリュームアップ。
さて、夜になり、メイクを落とすことになりましたが、エクステ前に浸かっていたクレンジング液を使う前に、ちょっと成分を見てみてください。
クレンジングの種類によって、せっかくつけたエクステの持ちが悪くなってしまうのです。
睫毛のエクステは、自まつ毛にグルーで1本ずつ接着しています。
このグルーの接着力を弱めてしまうのがオイル成分。
オリーブオイルやココナッツオイルなど、オイル美容法が流行していますが、お肌には優しいそれらもまつエクのグルーには禁物。
成分を見て「オイルフリー」「オイルカット」など書かれてあるものを選びましょう。
ボトルを緩く振るか、手の甲などにクレンジングを出してみて、テクスチャーの硬さを確認しましょう。
乳液やジェルタイプは仕方ありませんが、重めのテクスチャーだとまつエクに重さがかかり、少々負担を与えてしまいます。
同じく、手の甲にいつも使用しているマスカラなどを強めにつけて、どの程度の力を入れて撫でれば落ちるのか、洗浄力を見てみましょう。
オイルフリーであっても洗浄力が弱いと、何度も拭き取ったり擦ったりしなければならないので、そのぶんエクステに大打撃を与えてしまいます。
市販のクレンジングの中には、「オイルカット」などと書かれていても、テクスチャーを滑らかにするシリコンオイルなどが配合されているものもあります。
自分で選ぶ際、オイルカットのものを正しく選べるか自信のない方は、「まつエク専用」と書かれたクレンジングを選ぶか、またはサロンでまつエクにも使えるクレンジングを購入しましょう。
市販より多少効果ですが、すぐにまつエクを付け替えるお金や手間暇を考えれば、1本きちんとしたものを購入するのも充分アリではないでしょうか。
全体的に擦るのは良くないのですが、特に横向きの摩擦には弱く、睫毛の形が曲がってしまうこともあります。
「擦らず縦に」を意識して落としていきましょう。
クレンジングを指に取り、マスカラ部分につけていきます。
根元にはあまり触れない方がいいので、マスカラ自体も根元は避け、毛先を中心に付けることをお勧めします。
まつエクを縦になぞるようにクレンジングを馴染ませ、優しく「縦に」動かして落としていきましょう。
なかなか落ちない場合は、つけたまま数分放置するとマスカラが柔らかくなるので落としやすくなります。
クレンジングがリキッドタイプや、垂れそうなテクスチャーであれば、コットンの方がよいでしょう。
コットンに染み込むクレンジング量は「ひたひた」程度で、始めはまぶたに乗せて放置します。
コットンを取り、クレンジングを少し足して、今度はまつげを挟むようにコットンを折り畳み、しばらく放置します。
マスカラが柔らかく馴染んできたら、スッとコットンで縦に拭き取りましょう。
まつエクのクレンジングは、とにかく「横に擦らない」「摩擦を避ける」「オイルを避ける」が鉄板です。
心配な方は、サロンでまつエクを付けて貰った時、スタッフの人に聞いてみるのがよいですね。
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