都内で海外体験?一度は行きたい東京の外国人街

執筆者: Yuri.M

海外旅行を一年中したいという方も多いのではないでしょうか。今回は、そんな海外旅行気分が味わえる東京都内の外国人街をご紹介致します。

 

フランス(神楽坂)

 

神楽坂は、フランス人がとても多い街であることから「リトルパリ」と呼ばれています。

日仏会館がある、神楽坂の路地裏の街並みがパリモンマルトルに似ている、フランス人シェフのお店が多いなどという理由からフランス人が集まってきたのではないかと言われています。

 

実際に街を歩いていると、フランス語が聞こえてきたり、可愛いフランス雑貨のお店、フレンチのお店を多く見かけたり、フランス旅行をしている気分を味わえます。なかでも、フランスに店舗を構えている「ル・ブルターニュ」というガレット屋さんは、本場の味が味わえると連日多くの人で賑わっており、特におすすめです。

 

ミャンマー(高田馬場)

 

高田馬場は、ミャンマー人街であると言われています。“日本で一番ミャンマーに近い場所”をモットーに掲げている「日本ミャンマー・カルチャーセンター(JMCC)」があることから、多くのミャンマー人が集まってきたといわれています。ここでは、ビルマ語講座やミャンマー伝統の楽器である竪琴教室も行っており、参加することが出来ます。また、年に1回開かれる「まるごとビルマ体験パック」は、舞踊鑑賞や竪琴演奏などのコンテンツに加え、ビルマ料理(ミャンマー料理)を食べながらミャンマー人と交流ができるおすすめのイベントです。

 

ミャンマー料理店や食材店も点在しています。ミャンマーからの留学生がおすすめする「ノングインレイ」というレストランは、本場の味が味わえると多くの人が訪れています。

 

ミャンマーを訪れたことない方でも、楽しめること間違いありません。ミャンマーの雰囲気に虜になってしまい、ミャンマー旅行をしたくなってしまうかもしれません。

 

中国(池袋)

 

チャイナタウンというと、横浜神戸長崎を思い浮かべる方も多いと思いますが、池袋の北口にもチャイナタウンがあるのです。横浜、神戸、長崎のチャイナタウンは老華僑によってつくられてきましたが、池袋のチャイナタウンは1980年代以降に急増した新華僑によってつくられてきました。

 

聞こえてくる言語は中国語、メニューも中国語表記であるなど、他のチャイナタウンの様な観光客向けではなく、日常の生活感あふれる中国を体験できるのです。まるで本当に中国を旅行しているかのような気分です。そのため、本場の味が味わえたり、食材が手に入れることができたり、中国人だけではなく日本人にも人気があります。本場の雰囲気満載で一見入り辛そうなお店やレストランもありますが、日本人が訪れても大歓迎で迎え入れてくれますよ。

 

イスラム(新大久保)

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新大久保というとコリアンタウンを思いがちですが、直ぐ近くにイスラム系の方が集まるイスラム街もあるのです。スパイスの香りが漂ってきたり、聞きなれない異国の言語が聞こえてきたり、あまり感じることの出来ない独特な雰囲気を放っておいます。

 

イスラム教の律法に則ってハラル認証された食物であるハラルフードやスパイスなどアジア全般の食材などを購入することが可能です。日本ではまだ手に入り辛いため、とても重宝されています。また、ハラルフードを提供しているレストランもあり、多く方が訪れています。さらに、雑居ビルの4階には、モスクまでもが入っているのです。そのため、毎週金曜日の正午の礼拝時間の前後が一番賑わいを見せます。

 

アメリカ(福生)

http://www.kurumiru-fussa-omotenashi.com/

 

福生には米軍横田基地があり、多くのアメリカの方が暮らしています。そのため、アメカジを中心としたセレクトショップ、アメリカ雑貨の店、ザ・アメリカンフードを味わえるレストランやカフェなどが立ち並んでいます。目も、お腹も、心もアメリカンで満たされ、まるでアメリカ旅行をしている気分になります。

 

また、横田基地の一部が一般開放される年に一度のお祭り「日米友好祭」は、多くの方で賑わう人気のお祭りです。普段入る機会のない場所に訪れてみいてはいかがでしょうか。

 

インド(西葛西)

 

日本最大のインドコミュニティーが形成されている西葛西。インド雑貨店やインドカレー店があるのはもちろんのこと、インド人学校やヒンズー教寺院まであります。

 

年に一度、新年(ヒンズー暦では11月)と収穫を祝うヒンズー教のお祭り、ディワリに合わせて「東京ディワリフェスタ西葛西」が開催されています。インドの音楽やダンスを見ることができたり、インド料理やお酒を味わえたり、インドの文化に触れ合うことができるため、毎年多くの人々で賑わっています。

 

トルコ(代々木上原)

 

住宅街に突如出現するモスク、「東京ジャーミー」。このモスクは、日本に避難してきたトルコ人によって、日本とイスラム世界の伝統と未来を結び付ける架け橋を目的に建設されました。

 

1階はトルコ文化センターになっており、トルコやイスラム教についての正しい知識や文化、歴史などを知ることが出来ます。2階の礼拝堂は、思わず息をのんでしまう程の美しさです。通常でも礼拝堂を見学することが可能ですが、土・日・祝日の11:50~と15:30~の2回は、礼拝の様子を日本語のガイド付きで見学することが出来ます。また、日本人のためのイスラーム入門講座や料理教室も開催しいます。

 

イスラムの世界を旅行しているかのような不思議な体験をしに訪れてみてはいかがですか。

 

おわりに

好きな国、興味のある国など、訪れてみたい外国人街は見つかりましたか。旅行気分を味わえる、本場さながらの雰囲気を体感しに訪れてみてくださいね。

 

 
 コラムニスト情報
Yuri.M
性別:女性  |   現在地:東京都  |  

はじめまして!旅行ライターをやっているYuriといいいます!
2013年に国内47都道府県制覇!

次は海外を目指します!ただ時間が・・・

今までの経験から旅行に関する様々なコラムを執筆していきたいと思います。
皆様のお役に立てる記事を書けるよう尽力いたしますので、何卒よろしくお願いいたします。