居酒屋メニューでも定番となった「アボカド」。
アボガドと誤表記されやすいのですが、正しくは「アボカド」です。
このアボカド、「畑のバター」と言われるほど脂肪分が多い食材として有名ですが、ダイエットには不向きなのでしょうか?
女性に嬉しい効果を持つアボカドの栄養効能を見ていきましょう。
アボカド100gあたりのカロリーは186kcal。
想像通りでしょうか?意外と低いと感じられたでしょうか。
アボカドの栄養素の特徴といえば、脂質(オレイン酸・リノール酸・リノレン酸など)とビタミンEのカリウムの豊富さ。
ほか、ビタミン群やミネラルが豊富な、栄養価の高い果物と言えます。
アボカドに含まれる脂肪分は不飽和脂肪酸。
中性脂肪を調整し、血中コレステロールを上げることのない、良質な脂肪です。
お魚の脂やオリーブオイルなども同じく不和脂肪酸に当たります。
太りやすく身体に悪いのは、バターなどの「飽和脂肪酸」です。
脂質はダイエットの敵と思われがちですが、三大栄養素(炭水化物・脂質・タンパク質)のひとつですので、摂取不足により様々な症状が現れます。
アボカドにはアンチエイジング栄養素として有名な「コエンザイムQ10」が多く含まれています。
身体をサビさせる活性酸素から守ってくれる、抗酸化作用が期待できます。
「ビタミンE」も豊富なので、女性ホルモン「エストロゲン」の分泌を促進し、つやのあるお肌へと導いてくれます。
良質な脂肪分である「オレイン酸」が、血中の悪玉コレステロールを減らしてくれるので、ドロドロ血液をサラサラにしてくれる血液クレンジング効果が期待できます。
ビタミンCの含む食材と一緒に摂ると、さらに効果的。
先ほど紹介した「オレイン酸」もですが、ほか脂肪を分解する食物酵素である「リパーゼ」も豊富なので、脂肪の燃焼を促進してくれます。
キノコ類はリパーゼ摂取を阻害してしまうので、一緒に食べるのは避けた方が無難。
体内の塩分を調整し、外へ出してくれるカリウムが豊富なので、むくみに効果的です。
ごぼう1本に匹敵する食物繊維が含まれていると言われる、アボカド。
脂質不足で便が固くなっている場合も、アボカドの良質な油分によりスルンと排出される可能性が高く、便秘解消に効果的な果物です。
1日1個までです。
朝食であれば、パンの代わりにアボカドを取り入れるなど、食事を8割に抑えつつ、その前にアボカドを摂取するようにしましょう。
おやつ代わりに食べたり、1日に何個も食べてしまうと太ってしまいます。
当然、マヨネーズなどを掛けたり油で熱するのもNG。
あくまで、今まで食べていた白米やおかしの代わりに1食分置き換えるという食べ方が効果的です。
ほかにも、髪を健康に保つ効果など、女性に嬉しい栄養素が沢山含まれています。
カロリーは決して低くありませんが、他のジャンクフードなどを食べるよりは、アボカドを摂取した方が満腹感もあり、栄養効能も得られるのでお勧めです。
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