【日本の奇祭】クセがすごいんじゃ!日本の面白いお祭5選。

日本全国の奇祭5選。怖い・奇妙・面白い「日本のお祭り」を紹介します。海外の反応や、動画も一緒にチェックしましょう!(パーントゥ、笑い祭、かなまら祭、一人相撲祭、六郷の竹打ち祭)

執筆者: 釘崎アンナ 職業:サブカル研究家

 

クセが強い「日本の奇祭」

 

日本全国には、あまり知られていない奇妙なお祭りがあるのを知っていますか?

今回は、危険な祭怖い祭面白い祭など、ちょっとびっくりなお祭りの数々を紹介します。

 

1.パーントゥ(沖縄)

 

見た目からして、ちょっと奇妙すぎません?

パーントゥ」は沖縄県の宮古島で行われる悪霊払いの伝統的な行事。神聖な泥を身に纏ったパーントゥが、人々に容赦なく泥を塗りつけるお祭りです。パーントゥの強烈な見た目に、子供は号泣。

でも大人は、何でかわからないですが、こういう時楽しくなるみたいです。

 

来訪神は3体で、選ばれた字島尻地区の青年が扮する。パーントゥとなった3人は、仮面を着け蔓草のシイノキカズラをまとい、全身に泥を塗る。厄払いは誰彼かまわず人や新築家屋に泥を塗りつけて回るというもので、泥を塗ると悪霊を連れ去るとされている。
Wikipedia「パーントゥ」より

 

2.笑い祭(和歌山県)

 

笑い祭(丹生祭)」は、和歌山県日高郡日高川町の丹生神社で行われるお祭。

何とも奇妙な化粧と衣装を身にまとった方々が「笑え笑えー」と街を練り歩くみたいです。

顔にも「笑」とペイントしたり、笑いに対して超ストイックなお祭りです。

 

神無月(10月)に行われる出雲大社での神様の会議に初めて出席することになったとき、寝過ごしてしまい塞ぎ込んだ祭神である丹生都姫命を人々が慰めたことが起源とされる。江戸時代から続くといわれる伝統的な祭りである。白粉を塗った派手な出で立ちの「笑い翁」が鈴を振りつつ「笑え、笑え」と練り歩く奇祭である。
Wikipedia「笑い祭」より

 

3.かなまら祭(神奈川県)

 

神奈川県川崎市の神社で行われる「かなまら祭」。これが何か分かりますか?そうです、アレです。

男根をかつぐ「男根神輿」が強烈なこのお祭りは、外国人観光客やネットでもかなり注目を浴びています。

但し、ふざけている訳ではないんです。ちゃんとした意味を持っています。でも…。

 

江戸時代に川崎宿の飯盛女達が性病除けや商売繁盛の願掛けを行った「地べた祭」に端を発する。金山神社は明治以降寂れてしまっていたが、昭和40年代くらいから性信仰が残る神社としてにわかに外国の民俗学者たちから注目されるようになる。男根をモチーフにした神輿や、その他も神社境内には多数の男根・女陰を模った物事が見られる。現在祭は商売繁盛・子孫繁栄(子授け)・安産・縁結び・夫婦和合などを願い、毎年4月第1日曜日に行われている。
Wikipedia「かなまら祭」より (一部)

 

4.一人相撲祭(愛媛県)

 

愛媛県今治市の大山祇神社で開催される「一人角力(一人相撲祭)」は、本来2人で行う相撲を1人で行います。

しかし、設定上は1人ではありません。「稲の精霊」と「一力山」の勝負なのです。

まぁなんと言われたって、常人の目からはどうしてもシュールに見えてしまうんですよねぇ…。

 

毎年春の御田植祭(旧暦5月5日)と秋の抜穂祭(旧暦9月9日)において、大山祇神社の御淺敷殿と神饌田の間に設けられた土俵で行われる相撲神事である。「稲の精霊」と「一力山」による三本勝負で行われ、稲の精霊が2勝1敗で勝つ。
Wikipedia「一人角力」より

 

5.六郷の竹打ち祭(秋田県)

 

秋田県美郷町六郷で行われる伝統行事「竹打ち」。

南軍と北軍に別れて5mもある青竹で殴り合う姿は、ハタから見ればまるで暴動…!ヘルメット着用は義務付けられていますが、それでももちろん危険です。ただ大人がこんなに白熱する戦いってなかなかないですよね。

 

約5mほどの青竹を上下に振り下ろし叩き合う竹うちを行う行事。場内は人と竹の修羅場となり竹の打ち合い、割れる音、相手を殴りつける掛け声、ライトの灯りが雪に青白く映じて奮戦する竹の勇士が闇の中に浮き出される。竹うちで北軍が勝てば豊作、南軍が勝てば米の値が上がると言い伝えられている。
Wikipedia「竹打ち」より

 

さいごに

いかがでしたでしょうか?

地域特有の「奇祭」や「珍しい行事」にビックリしたはずです。

 

■もし観光で訪れる際には、しっかりその行事や土地のルールを守って参加するようにしましょうね!

 

 

 
 

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