こんにちは、美姿勢インストラクターの美宅玲子です。
アンチエイジング、エイジレスという言葉がよく聞かれるようになって久しくなりました。
今回は若返り・アンチエイジングポーズとして知られるヨガをご紹介いたします。
ヨガでは、呼吸をゆっくりと深く行います。深い呼吸は新陳代謝を促し、血流を良くし、リラックスを生み出します。
肌のターンオーバーがスムーズで血色がよくなり、リラックスはホルモンバランスも整えますから、内側から若返っていきます。
体のさび・老廃物を流してくれます。
適度に筋肉を使うので、姿勢が整い背筋が伸びますし、若返りに大切な成長ホルモンの分泌を促します。
かかとを掴むように握った、押したりさすったりしてみましょう。
かかとはストレスがたまるとガサガサして白くなると言われています。
また、かかとは成長ホルモンの分泌を促すポイントでもあるとされています。
マッサージをすると血液(水分)が集まって潤いが生まれ、疲労を回復し、ストレスを解消し、代謝を高めてくれます。
成長ホルモンの分泌を良くするには、さらに早く寝て、22時~2時の間に長く熟睡しているようにします。
膝で立ち、つま先を立てて両手を骨盤に当て、息を吐きながら腰骨を前に押し出しつつ、胸を天へと開きます。
余裕があれば上を向いて、手先でかかとを触ります。
呼吸を5回ほど繰り返し、息を吸いながら元の膝立ちに戻ります。
鎖骨や肋骨、みぞおち、首の周りを広げて伸ばすポーズです。
鎖骨の周りには動脈、リンパ、首の筋肉、腕の神経など大切な器官が集まっているのですが、デスクワークなどで流れが滞りやすくなっています。
みぞおちは自律神経の働きを司る「太陽神経叢」があるにもかかわらず、猫背で縮こまりがちです。
滞りやすいこれらの部分を伸ばし、内臓の働きを良好にしてデトックスも促します。
両脚を開き、息を吸って、吐きながら股関節から上体を前へ折りたたみます。
逆さまの景色を眺めながら、呼吸を続けます。
息を吸いながら上体を起こします。
逆さまになると、脳に血液を送りやすく気分転換・リフレッシュになりますし、顔に血液が送られ、肌に潤いと美顔効果を与えると言われています。
仰向けに寝転がり、両脚を天井に伸ばします。
両手でお尻や腰を押しながら、腰を高く押し上げます。
両手で腰を支えたまま、できるだけ肩から背骨・足までを垂直に一直線にします。
呼吸を繰り返します。
息を吐きながら、背骨を一本ずつ床へ下ろしていきます。
ヨガでは、このポーズは「若返りの妙薬アムリタを飲むことができる=若返りのホルモンが出る」と言われています。
普段と逆さまになることで、気血の流れを良くし、むくみや冷え・のぼせなどを解消します。
ヨガでは、心や体の中にアーマ(未消化物)を溜めないことを大切にしています。
自分では消化のできない物事・量のストレスを入れてしまったら、心身にアーマがこびりついてしまう前に、白湯を飲む、呼吸を深くする、ヨガをするなど、デトックスを促すようにしましょう。
アンチエイジングと言っても化粧品だけでなく、ヨガの観点からも様々なアプローチがあることを発見して頂けたでしょうか。
歳を経るごとにそうした工夫の継続や、向上しようとする生き方が表に現れやすくなります。
コツコツとする実践が心身を変えていく、そのお役に立てたら嬉しいです。
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Fashion Latte編集部
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