![夏のテカリ、毛穴の黒ずみを予防!メイク直しがいらない「保湿肌」のコツ5選](/static/img/space.gif)
こんにちは、美肌アドバイザーのMaikoです。
湿気が多く蒸し暑い日が続きますね。
日中に肌がテカったり、毛穴の黒ずみが気になる方も多いのではないでしょうか。
実はこの時期は「肌の混乱期」とも言える状態なのです。
湿度も気温も高めのこの時期は、汗や皮脂の分泌の量が増えることで、肌表面がべたついたり、テカりやすい状況。
その汗と皮脂が大気中の汚れやメイクなどと肌の上で混ざり、さらにべたつきやメイク崩れの原因になります。
また、気温が上がり開いた毛穴にもこれらの「べたつきゴミ」が溜まりやすくなることで、毛穴の黒ずみを起こします。
過剰な汗、皮脂の分泌は肌表面のpHのバランスを乱してしまい、もともと皮膚表面に存在して肌を保護している常在菌といわれる微生物のバランスが崩れ、吹き出物の原因になることもあります。
雨の日に肌がムズムズしたり、かゆみを感じるのはこれも影響しています。
肌表面がべたつき、テカっていると、一見乾燥とはまったく無関係のようです。
しかし、汗や皮脂を過剰に出しすぎることで、実は内部が乾燥する「インナードライ状態」に傾いているのです。
すべての機能が滞りやすい冬の肌状態を乗り越えて、活発になった肌が汗や皮脂の分泌に精を出し過ぎてしまう混乱状態とも言えるでしょう。
そして内部が乾燥した肌表面はダメージを受けやすいため、肌は自身を護ろうとさらに皮脂を分泌しようとして、負のループにつながってしまいます。
べたつきやテカリが気になるからといって、必死に洗顔して保湿を怠っていたら、この負のループをさらに悪化させてしまうわけです。
肌表面の汗と皮脂の量を整えて正常な状態に保ち、内部もしっかり保湿することが大切です。
この過剰な皮脂と汗による肌のバランスの低下を防ぐためにも、日々のクレンジングをより入念にすることが大切です。
汗と皮脂、そしてメイクや大気中の粉塵などが混ざった状態は、メイククレンジング成分でないと落とせません。
日焼け止めだけの日でも、夜はメイククレンジングの使用をおすすめします。
細かい部分や毛穴の奥に溜まった汚れが気になるときは、ジェルや厚めのオイルタイプクレンジングで、丁寧にマッサージしながら洗顔すると良いでしょう。
おでこと鼻のTゾーンは、毛穴の数が多く皮脂の分泌も活発な部分なので特に念入りに。
このとき絶対にゴシゴシ擦らずに、「指の腹」を使ってクルクルとクレンジングを滑らせるように使いましょう。
テカりが激しく皮脂量が多い方は、朝クレンジングも試してみましょう。
週1~2回程度のマイルドピーリング、酵素洗顔等も効果的です。
洗顔でも取れない頑固な角栓があるとき、無理矢理指で押し出そうとする行為は、逆に色素沈着、シミの原因になるので控えてください。
プロのエステティシャンに相談して、欧米では角栓をとるのに一般的な、エクスフォリエーションを施してもらうのも良いでしょう。
アミノ酸を意識した保湿ケアを行いましょう。
肌が乾燥してしまっては、逆に更なる皮脂の分泌を引き起こしてしまいます。
もともと肌が持っている天然保湿因子と言われる成分は、その約60%がアミノ酸で汗によって流れ出やすく、この時期の肌に不足しがちです。
清潔な状態に戻したあとの肌を確かに保湿するには、遊離アミノ酸やピロリドンカルボン酸、尿素などの天然保湿因子や、それらの成分を作るように働きかける成分を配合した化粧品がお勧めです。
日々の保湿のお手入れはもちろん、日中、室内で空調や除湿器などを使用する方は、肌内部の乾燥を防ぐためにミストスプレーなどでこまめに保湿すると良いでしょう。
お手持ちの保湿化粧水を、100円ショップなどで購入できるスプレーボトルに入れて、オフィスのデスクやバッグの中に忍ばせておくと、忘れずに保湿できますね。
その際は、ボトルをしっかり洗ってアルコール消毒してから使うのをお忘れなく。
肌の内側からしっかり潤い、水分と皮脂のバランスが取れた肌は、過剰な汗や皮脂の影響を受けにくい健康的な状態に戻ります。
そのためテカりにくく、メイク崩れも少なくなります。
楽しいイベントやお出かけが多く忙しい夏だからこそ、
清潔でバランスの取れた、メイク直しのいらない肌をキープしましょう。
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Latte Columnist
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