冬のロールキャベツや春キャベツ、付け合わせのキャベツ千切り。
身近でよく出会うキャベツですが、とても嬉しい健康・美容効果が勢揃いしている野菜なのです。
今回は、キャベツが持つ魅力を、ダイエットやヘルシー視点からお届けします。
キャベツ1玉あたりのカロリーは約200kcal。
100gあたりでは22kcalと、キャベツダイエットという手法が生まれるくらい低カロリーです。
なにはともあれ、キャベツといえば体の免疫力を抜群に高めてくれる野菜の1つ。
免疫力が上がると、以下のような嬉しい効果が期待できます。
- 風邪の予防
- がんなどの病気予防
- 疲れを早く取る
- ストレスに強くなる
- 肌荒れやニキビ予防 など
キャベツの抗酸化力が身体の錆びつき(老化)を防いでくれます。
野菜の中ではトップクラスの抗酸化力を持ち、特にまだ成熟していない若いキャベツは、抗酸化の効果が高いと言われています。
日本人の死因No1である、がん。
キャベツに含まれる「ペルオキシダーゼ」「イソチオシアネート」には、発がん物質の抑制や、がん抑制効果があるのです。
ストレスなどで胃を痛めている人は、キャベツの持つ「ビタミンU(別名キャベジン)」に期待しましょう。
胃潰瘍の予防に大変効果がある上、食べ過ぎの胃痛などにもお勧め。
医薬品のキャベジンという名称は、キャベツの「ビタミンU」からつけられたほど、胃腸ケアの効能があるのです。
キャベツに含まれる豊富なビタミンCは、肌荒れやニキビなどを予防し、また改善してくれます。
ただし水溶性で熱に弱いので、生野菜で食べた場合に限ります。
キャベツに含まれるビタミン類は、熱に弱いのでなるべく生で食しましょう。
ただし、冬キャベツは固めなので、お鍋にしたりロールキャベツで頂くこともあるかと思います。
その場合はスープまでしっかり飲むことで、溶けだしたキャベツの栄養を摂取することが出来ます。
ちなみに、春キャベツの方が冬キャベツより約1.3倍のビタミンCが入っていますので、美肌効果を期待して食べるなら、春キャベツを刻んで頂くと一層良いでしょう。
サラダにする際、さっと水で洗うかと思いますが、あまり洗い過ぎたり水に浸けておくと、これもまたビタミンCが溶けだしてしまいます。
さっと洗う程度にすると良いでしょう。
生で頂く場合、よく噛んで食べることで、キャベツ中の酵素がより働きを良くし、胃を整える効果がアップします。
あまり量を取らなくても良い夜に、キャベツの千切りを小半玉~4分の1程度頂きます。
その代わりに白米や炭水化物を減らすことで、変わらない満腹感を得られる上に、キャベツの健康効果も摂ることが出来ます。
ちなみに、キャベツは便秘にいいというイメージがありますが、実はキャベツに含まれる食物繊維はそれほど多くありません。
さらに、水に溶けないタイプの食物繊維のため、便量は増えますが、水分や水溶性食物繊維を一緒に摂らないと固い便になってしまい、お腹の張りや痛みのある便秘の原因にもなり得ます。
美味しいキャベツを効果的に摂取し、美容と健康に役立てていきましょう。
記事の情報内容については、特定の商品やサービス、方法などの効能効果や完全性、正確性を保証するものではございません。
適切な治療のためには医療機関での診察・治療を受けましょう。
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