「ディズニーハロウィーン」の仮装ルール!TDLでハロウィンコスプレを楽しむ時の注意点

執筆者: 釘崎アンナ 職業:サブカル研究家
ディズニーランドのコスプレ事情

ハロウィンの時期は、ディズニーランドとディズニーシーで仮装が出来ます。

年に1度の「ディズニーハロウィーン」、最後まで楽しく参加するために、公式では様々な仮装ルールが設けられていますが、全てに細かく目を通しているでしょうか?

 

「なんとなく」や「これくらい」と思って参加してしまうと、入園出来ない可能性や、途中退場、他の参加者からの非難を受ける可能性も充分あり得ます。

 

今回は、見落としがちな「ディズニーハロウィーン」コスプレのルールとマナーをまとめてみました。

 

 

仮装キャラはディズニーアニメーション映画だけ!

当然ながら、仮装キャラはディズニーアニメーション映画だけです。

 

ディズニープリンセスはもちろんのこと、ミッキーやミニー、ドナルドなど、人型ではないキャラクターの場合、その服装を真似た仮装も問題ありません。

 

 

実写映画のディズニーキャラはNG

そして、ディズニーキャラであっても、実写映画のキャラクターはNG。

ただし、アトラクションになっているなど、パークに出演しているキャラクターはOKです。

 

映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」の場合、アトラクションに登場しているキャラ(キャプテン・ジャック・スパロウ、キャプテン・バルボッサ、デイヴィ・ジョーンズなど)はOKですが、そのほかの実写キャラクターは仮装を禁止されています。

 

「不思議の国のアリス」も、でディズニーアニメーション映画版の衣装であれば問題ないのですが、実写版の衣装はNG。

 

同じく「スター・ツアーズ」も、アトラクションに出ているスターウォーズキャラクターであれば問題ありません。

詳細は公式ホームページにも書かれていますが、不安な場合は問い合わせると確実です。

 

傷跡メイクや顔を覆うメイクはNG

メイクの基準は、普段歩いていて驚かれない程度のものを。

傷跡や白塗り、ひげ、お面、ゴムマスクなどは禁止されています。

 

ただし、頬にハロウィン風のペインティングをする程度はOKです。

 

装飾品や小道具はサイズと形に注意

杖や武器など、コスプレ時の小道具にも注意が必要です。

幅60cm×高さ50cm×奥行25cmに収まるもので、先端が尖っていない安全なものであれば問題ありません。

 

自撮り棒(セルカ棒)は禁止!

実はディズニーリゾートでは、人に危害を加える可能性があるため、自撮り棒は禁止されています。

 

着替えは指定の場所で!

着替えスペースが用意されているので、そちらで着替えましょう。

 

ただし毎年かなりの行列が出来るので、1時間~2時間程度並ぶ可能性もあります。

パークオープン1時間前から空いているので、少しでも人が少ないタイミングで着替えられるよう、twitterなどのリアルタイム情報なども駆使しましょう。

 

なお、もしできるなら、自宅や宿泊先のホテルで仮装して来るのが一番お勧めです。

上に何か羽織れば、それほど気にならないかも?

 

入場制限が掛かることもある

実は、混雑のため入場制限が掛かる可能性も充分あります。

 

入場制限中は当日券の販売が停止されますので、入園出来ません。

また、日付指定のないチケットや2パーク(TDL・TDS)年間パスポート、「入場制限中のパークでは使用できません」と記載されているチケットは、持っていても入園できない可能性が高いようです。

 

事前にコンビニで購入したチケットに「日付指定があるか」「混雑時に入園不可」と書かれていないか、チェックをしましょう。

 

裾の長いドレスはNG

原作に忠実にしようと思っても、裾を引きずってしまう長いドレスは、残念ながら禁止です。

「アナと雪の女王」の衣装ドレスも、足首が見える程度までにしましょう。

 

また、全身タイツも誰か分からないので禁止されています。

 

露出対策をしよう

アリエルやティンカーベルなどはセクシーな衣装になってしまいがちですが、肌色の肌着などで肌の露出を避けましょう。

また、ミニスカートの場合はスカートの下に短パンやスパッツを履きましょう。

 

ティンカーベル衣装の場合、肩ひもがない、胸の谷間が見えるのもNGです。

子どもが見て健全に楽しめる衣装を基準に考えましょう。

 

撮影スポットを占拠しない

ハロウィン中のパーク内はかなり混雑します。

撮影スポットはいつまでも占拠せず、せめて5分以内に撮影を終わらせましょう。

 

 

他者を撮影するときは許可を貰う

無断撮影は最も嫌われるマナー違反です。

素敵な仮装の人を見た場合も、必ず一声かけてから撮り、ブログやSNSに載せる際も許可をもらうのがマナー。

 

また、お子さま連れの親御さんに、一緒に写真を撮って欲しいと頼まれることもあります。

その場合は出来るだけ笑顔で受けてあげると、とても喜ばれます。

 

おわりに

色々と細かい部分まで厳しいルールがあるのですが、世界的に有名なパークの一大イベント。

 

日本人以外のゲストも大勢来ていますので、せっかくのイベントを台無しにしないよう、また嫌な思いをさせないよう充分気を引き締めてくださいね。

 
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釘崎アンナ
職業:サブカル研究家