秋の肌トラブルを改善！新陳代謝と保湿力を上げるスキンケア方法3選 (1/2)

こんにちは、美肌アドバイザーのMaikoです。

朝晩は冷え込む日も増えて、お肌の環境も大きく変わる秋。
紫外線と暑さの激しい夏や、寒さが厳しい冬に比べると、比較的過ごしやすく、肌にとってもストレスが少ない季節ではありますが、そのふたつの時期の間だからこそ、しっかり肌の体力を蓄えておくのにベストなタイミングであるとも言えます。

肌の状態をしっかり見て、夏のダメージを冬に持ち越さないようにケアしましょう。

秋をむかえたお肌の状態は、紫外線のダメージやエアコン、日焼け止めや過度のスキンケアのストレスを受けて、バリア機能が低下して乾燥やすくなっています。

また、いわゆる「夏バテ」はお肌にも起こり、厳しい肌環境で疲れ果てたお肌は新陳代謝が鈍くなっており、そのことによっても更なる内側からの乾燥が引き起こされます。

そのため夏を乗り越えた秋口のお肌は、乾燥で肌がゴワついて柔らかさを失い、肌色も暗くなりくすみが目立ちやすくなっています。

紫外線を浴びた後の肌には、美白アイテムが必須と考える方が多いようですが、実は紫外線のダメージで最も影響が大きいのはお肌の「バリア機能」です。

お肌を外部の刺激やストレスから保護するためのバリア層が紫外線により破壊されることで、肌内部がより多くのダメージを受けてしまいます。

また、お肌表面が乱れて肌内部に紫外線の影響が及んでしまうことにより肌全体の新陳代謝も低下し、肌の生まれ変わり（ターンオーバー）が正常に行われなくなることによっても、肌トラブルやシワ、シミの原因につながります。

そのため、夏を乗り越えたお肌では、肌表面を整えてバリア機能をいち早く回復させ、ターンオーバーを正常に戻すことが大切です。

お肌のバリア機能を整えるためには、まず乾燥してスカスカになった肌表面をうるおいで満たすことから始めます。

バリアが壊れて肌表面からうるおいが逃げやすくなっていますので、携帯用の保湿スプレー等を持ち歩いて「こまめに保湿」すること。

また、乾燥やくすみが気になる方は、うるおいを逃がさないために「朝でもクリーム」を使用することをお勧めします。

これにより、日中の乾燥の悪化を防ぐことができるようになりますし、クリームの油膜が肌のバリアとなり、あらゆる刺激からも護ってくれるよう働きます。

べたつきが気になる方は、少量をうすく顔表面にのせるように使う程度でも結構です。

また、もともと肌にあるバリア成分でもある「セラミド」を取り入れたスキンケアの使用も効果的です。

敏感肌やアトピーの方は、このセラミドの不足が原因で肌トラブルが起きやすくなっているとも言われており、敏感肌用スキンケアにも良く使われています。

先述のように、秋口の肌は体力が落ちて代謝が低くなりターンオーバーが乱れています。

そのため、本来は自然と剥がれ落ちるべき古い角質が肌表面に溜まってパサパサの状態で重なっています。

このことが、くすみやゴワつきにつながっているわけですが、同時に肌にスキンケアが浸透しにくい原因にもなっています。

肌の生まれ変わりを助けるために、まず溜まった古い角質を取り除く「ピーリング」を取り入れると良いでしょう。もちろんエステなどでプロの方に施術してもらう方法もありますが、自宅でも出来る、スクラブ洗顔やパパイン酵素などを配合したソフトピーリングジェルなども活用できます。

その際は、決して肌を擦りすぎて傷つけないよう、やさしく、指の腹を使ってお手入れしましょう。

また、ピーリングの後は必ず十分に保湿してください。

頻度も週１回程度までです。

肌表面から古い角質を取り除き、うるおいで整えたら、次はターンオーバーを正常な状態に導くお手入れをします。