ニューヨーク郊外にあるハンプトンは、マンハッタンから車で2時間ほどのロングアイランドにある避暑地です。

イーストハンプトン、ウエストハンプトン、サウザンプトンなどの地域を総称して「ハンプトンズ（The Hamptons)」と呼んでいます。

マンハッタンに住む多くのセレブが別荘を持っているリゾート地として有名で、夏になるとハンプトンへ行ってしまい、マンハッタンからニューヨーカーが居なくなってしまうとまで言われています。
別荘族はこちらで1～2か月過ごすようですが、観光客でも2～3日滞在でハンプトンを満喫することが出来ますよ。

マンハッタンのペンステーションからロングアイランド鉄道でモントーク行きに乗るか、”Hampten Jiteny”というバスで行く方法があります。このバスの乗り場は、マンハッタンに数カ所あります。

しかしながら、ハンプトンでは交通手段がありません。

そのため、ビーチやワイナリーに行く為に、その都度電話でタクシーを呼ぶ必要があります。ハンプトンへ行くにはレンタカーが一番です。

ハンプトンは別荘地である為、大型ホテルはありません。

けれども、別荘風のコテージやB&B、プチホテルがたくさんあります。広々とした一戸建てのコテージを借りれば、別荘族の気分を味わうことも出来てしまいますよ！

特にビーチの近くはすぐに予約でいっぱいになってしまいますので、早めに予約しておきましょう。

ハンプトンは海沿いにある為、多くのビーチがあります。

白い砂浜が広がるビーチは美しく、数々の映画やＴＶドラマのロケ地としても有名です。

ハワイやバハマなどと違い、パラセーリングなどのアクティビティはありません。
パラソルの下で読書したり、ぼんやり海を眺めたりのんびり過ごしましょう。椅子やパラソルを持って行った方が便利です。スーパーなどでも買えますよ♪

もちろん泳げますが、日本人には水の温度が冷たく感じられますのでご注意を！

イーストハンプトンやサウスハンプトンのメインストリートには、可愛らしいお店が軒を連ねています。

小さいながら、ブランド店やアンティークショップ、アートのお店やレストラン、カフェなどと多彩なお店が並んでいて見ているだけでも楽しめます。

こちらでお買い物をされている方々はカジュアルながら、どこか上品でおしゃれ。ついつい見とれてしまいます♪

ハンプトンからもっと北のNorth Forkへ行くと、ニューヨーク州のボルドーと言われているワイン街道があります。

そこには様々なワイナリーがたくさんあるのですが、そこまで行かずともハンプトンにもワイナリーがあります。

「Wolffer Estate Vinyard」はおすすめです。

夏の時期はJazzコンサートや、サンセットを見ながらワインが楽しめるイベントが行われています。夏以外でも、ワインテイスティングは出来ますので、時間があればお立ち寄りください。

ブドウ畑が広がる景色も、また素敵です。

ハンプトンから更に東へ行くと、「モントーク」というニューヨーク州最東端の街に着きます。

モントークの灯台はニューヨーク州最古の灯台として有名です。博物館やギフトショップも併設されており、灯台に登る事も出来ますので是非行ってみて下さいね！

駐車場のお隣にあるカフェはセルフサービスのカジュアルなお店ですが、素晴らしい大西洋の景色が楽しめます。海を眺めながらのんびりするのもいいですね。

ロングアイランドのハンプトンは、マンハッタンから気軽に行けるリゾート地です。

夏にニューヨークへ旅行に来る機会に恵まれたら、是非ハンプトンまで足を伸ばしてみてくださいね。

ニューヨークのイメージがかなり変わってしまいますよ！