欧米外国人が嫌いな日本の食べ物・食材13選!意外に〇〇もおすすめNGらしい

日本食や日本の食材、料理が海外でブームになると共に、外国人も日本観光で来日して来ますが、その時に勧めてはいけない食べ物はどれでしょうか?

執筆者: colonnayumi 職業:ツアーコンダクター、料理家、インバウンド通訳ガイド
外国人に〇〇はオススメしてはいけない!

東京オリンピックに向けて、日本にもたくさんの外国人が来訪することが予想されます。

ここ数年は、日本人が外国に出かけるよりも、日本にやってくる外国人の数の方が上回りました。

 

その中には、アジアからの旅行客だけではく、欧米諸国の人々も多く含まれています。

 

 

ガイドブックに載っている以外の食材は?

彼らはある程度、日本に来る前にガイドブックやインターネットなどで日本の情報を仕入れていると思いますが、ガイドブックに載っていないものもたくさんあります。

 

今回は、日本へ観光に来る外国人はどんな食べ物が苦手なのか、情報を集めてみました。

 

 

悪気なく勧めてしまい、逆に嫌われてしまうなんてこともありますので、ぜひ参考になさってみてくださいね。

なお、ここでいう外国人とは、我々日本人とは食文化が大きく異なる、アジア人以外の欧米人などが対象です。

 

食感がダメらしい。「豆腐やコンニャク」

「グニャっとして、あまり味がなく、歯ごたえのない得体のしれないもの」という感想を持つようです。

 

これは定番!「納豆」

日本通の人は別として、やはりあの強烈な臭いと粘りには、ついてこれないようです。

 

日本の冬の名物「鍋物」

基本的に、欧米人は「テーブルの上で料理をしながら食べる」という習慣がなく、さらには箸を入れて、みんなでつついて食べるというのは、気が進まないようです。

 

日本人は、もてなす意味で、「色んな具材を入れて、鍋を囲んで、楽しくお食事をしましょう」という感覚でお勧めしますが、あまり喜びません。

 

絶品「しゃぶしゃぶ」も?

自分で料理する感覚が面倒に感じるようです。

 

味も、あっさりしすぎると不評。
しゃぶしゃぶよりは、こってりとしたすき焼きの方が好まれます。

 

日本が誇る「懐石料理」ですが…

高級な懐石料理にご招待しても、彼らには理解できないようです。

 

見た目に美しいお料理が、少しづつ次々と出てきますが、どうも物足りないようで、「あの店は、ずっと前菜が続いてメインなしで終わった」と言われてしまうでしょう。


やはり鉄板焼きなどの、ある程度ボリューミーなものの方が好まれます。

 

お酒のおつまみ「塩辛」

日本人ならば、誰しもが日本酒のつまみとして最高だと思う、イカなどの「塩から」類は、外国人には苦手な食べ物のひとつ。

 

塩辛いだけで、初めて食べる人は、ビックリするようです。

 

グロテスクらしい…「ほや」

ほやは、まずその姿が不気味に映るようです。

食べ物と思えないものを口にするのは、かなりの勇気のいることですので、無理にお勧めするのは止めましょう。

 

ごちゃっと感がダメ?「けんちん汁」

あの、ごった煮の感じが、見た目美味しそうに見えないようで、残念ながら食欲をそそりません。

 

下町名物「もんじゃ焼き」も…

なんでも受け入れる外国人なら、あの美味しさが理解できると思いますが、とても食べ物とは思えないあの見かけが、大きな壁を作っています。

 

東京下町のもんじゃ焼きは、日本人でも誰しもが好むわけではなく、外国人にとっては、もっと数段受け入れられない食べ物のひとつです。

 

白い炊きたてごはん

日本人にとっては、炊き立ての白いご飯は、とても美味しいものなのですが、外国人には、あの炊き立てのにおいが鼻につくそうです。

 

ピラフやチャーハンのように、具材が入って、味付けされたものの方を好みます。

白米だとすれば、塩ゴマや、ふりかけなどをかけてあげた方が良いでしょう。

 

まだ動いている海鮮料理
シロウオやホタルイカ

踊り食いのように、生きたままの姿を、生で食べるのは苦手です。

 

イカやタコ

イカそうめんや、まだ動いていて食べると吸盤が口の中にくっつくような蛸は、お勧めしてはいけないものです。

 

活きアワビ

網の上で焼いている時に、身をよじらせている様子が気持ち悪いとのことです。

 

アジのお造り

生きたままのアジを一匹ごとおろして、頭と骨も一緒にデコレーションでお皿に盛りつけてくれるアジのお造りは、まだピクピク動く部分が残り、とても気持ちが悪くて食べられません。

 

日本人にとっては、それが新鮮だとお勧めしても、顔には出さずとも嫌がられるだけです。

 

アラ汁

外国人にとって、魚のアラは、基本的に食べずに捨てる部分です。

ですので、それをごっそり入れたスープというのは、とても食べられません。

 

フレンチで使う「フュメ・ド・ポワソン」は魚のスープですが、魚のアラを使ってダシをとったスープで、料理用にするものなので、感覚として別物。

 

日本人の大好きなアラ汁は、魚のアラが入ったスープと映るようで、苦手なもののひとつです。

 

エビの頭や尻尾

天ぷら屋さんや鉄板焼きなどでは、エビの頭や尻尾も調理をして出してくれますが、あれが美味と思うのは、日本人だけです。

 

基本的に捨てる部分という考え方なので、お勧めしない方が良いでしょう。

 

おわりに

意外に悪気なく、外国人にお勧めしていたものもあったのではないでしょうか。

 

今回取り上げたものは、ほんの一部ですが、今後外国人に接する場合の参考になさってください。
好きかどうか分からない時には、押しつけをしないで、食べてみたいかどうか、先に聞いてみた方が良いかもしれませんね。


好意が裏目に出ないよう、楽しく外国人とお食事をするためにお気をつけください。

 
 コラムニスト情報
colonnayumi
職業:ツアーコンダクター、料理家、インバウンド通訳ガイド

海外ツアーコンダクター、料理家、インバウンド通訳ガイド、日本旅行作家協会会員。