飲む点滴とも言われている甘酒。そんな甘酒の栄養素や効能をご紹介します。ダイエットにも役立つ甘酒の作り方も。
秋から真冬にかけては運動量や代謝も落ち、美味しい食べ物を食べっ放しで太ってしまいがち。
暖かいお部屋でぬくぬくしていると、あっという間に体重の増加を許してしまいます。
今週末までに痩せなきゃ!という緊急ダイエットには、栄養満点の「甘酒ダイエット」は如何でしょうか?
甘酒の効果効能をご紹介します。
甘酒というと。お正月やひな祭りなどのイベントを思い出しますが、実は日常的に飲んでもOKの、スーパードリンクなのです。
ちなみに「酒」と書かれていますが、アルコール分は1%未満と、清涼飲料水に分類されています。
甘酒は大きく分けて以下の2つに分類されます。
米麹、お粥、水を発酵させて作られたもの。
ダイエットに向いているのはこちらの方と言われています。
酒粕、砂糖と水を混ぜ、くつくつ煮込んで作られたもの。
麹も酒粕も、美容には良いと近年大ブームになりましたね。
既に甘酒の美容効果に期待が持てそうです。
酵素の働きが活性化すると、消化の働きを助けて代謝を促進したり、脂肪燃焼効果を発揮してくれます。
甘酒には約100種類以上の酵素が含まれており、「リパーゼ」効果で脂肪燃焼や皮下脂肪の燃焼を助けてくれます。
また、「酵素α-グルコシダーゼ」が作り出す「α-エチルグルコシド」効果で、体重が増えていくのを抑えてくれます。
酵素が働くことで疲れにくくもなり、目覚めがシャッキリしたり、日中も活動的に動きやすくなります。
酵素の働きにより、消化・吸収が良くなるため腸内環境も整いやすくなります。
便秘や毒素も排出されるので、デトックス効果が期待できそうです。
ビタミンB類は代謝を良くし、ストレス耐性や疲労回復、免疫力向上などに役立ちます。
炭水化物の食べ過ぎで増えた糖質も、ビタミンB類がエネルギーへと分解してくれますので、溜まりっ放しにならず脂質や糖質の代謝を助けてくれます。
結果として普通に動いていても痩せやすくなり、痩せ体質へと変えてくれる効果が期待できます。
便秘解消やビタミンB類の効果で、ニキビやくすみなどの肌荒れも予防され、つるつるの美肌にも。
甘酒には多くのアミノ酸が含まれており、その中でも「GABA(γ-アミノ酪酸)」と呼ばれる米胚芽由来の神経伝達物質は、イライラやストレス緩和に効果的です。
ほか、血液をサラサラにしたり、動脈硬化を予防、コレステロール値上昇の抑制など、多くの嬉しい効能が期待されています。
ダイエット効果を期待するなら、米麹から作られた甘酒の方を飲みましょう。
酒粕の方ですとお砂糖が混ざっております。
目覚めたての朝は身体も渇いていて、体温も上がりきっていません。
暖かい甘酒を頂くことで、胃腸を温め、栄養素も体内に吸収されます。
また、寝る前に飲むことでリラックス効果も高まり、睡眠の質の向上が期待できます。
ほか、お腹が空いた時に飲むことで甘酒のブドウ糖が吸収され、満腹感を得ることが出来ます。
甘酒は1杯あたり約80カロリー。
当然飲み過ぎるとカロリーオーバーになりますので、甘酒を飲んだ分、どこかの炭水化物をマイナスするようにしましょう。
甘酒に豊富に含まれるビタミンB類は、熱に弱いもの。
お鍋で温める際、沸騰するまで煮込んでしまうとビタミンB類が壊れやすくなってしまいます。
暖かい程度で抑えておきましょう。
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