1袋数十円で買える、庶民の味方もやし。
沢山入ってはいますが、何となく水分多めで、きゅうり同様、栄養がないと思われがち。
確かに、もやしの95%が水分です。
しかし、他にも地味に嬉しい健康効果が隠されていたのです。
もやし一袋あたりのカロリーは、なんと約30kcal前後。
数袋食べても100kcalに達しないので、満腹感を得るためには非常に効果的な食材です。
ちなみにスーパーなどでよく見られるもやしは、「緑豆もやし」という種類です。
そのほか先端に豆がついている「大豆もやし」や、先端が黒い「ブラックマッペ」という種類もあります。
実はこのもやし、いくつかの嬉しい栄養素を持っているのです。
もやしには、 ビタミンCを始めとしたビタミンB1・B2・B6などが含まれています。
肌荒れやストレス対策、疲れの回復に大切な栄養素ですね。
野菜を摂るのは高価で手間が掛かると悩む人も、もやしであれば大量に食べれますし、なにより安いので嬉しいですね。
9割が水分の、もやし。
当然利尿作用が高く、体内の塩分を尿として外へ排出してくれます。
むくみが気になる時に食べると良さそうですね。
もやし一袋で納豆1パック分の食物繊維が含まれています。
納豆が食べられない人は、もやしで代用するのも手です。
もやしに疲労回復効果があるとは驚きですね。
実はもやしに含まれる「アスパラギン酸」は、多くの栄養ドリンクにも使われているアミノ酸成分。
余計な添加物や甘味料などが含まれていないので、もやしを食べる方が健康的ですね。
ちなみにアスパラガスから見つけた成分のため「アスパラギン酸」と呼ばれています。
長く炒めてしまうと、ビタミン類やミネラルが破壊されてしまいます。
味の染みたくたくたもやしがお好きな方も多いかとは思いますが、もやしは一番最後に投入するようにしましょう。
炒めるより蒸した方が栄養素も壊れないのでお勧めです。
蒸してナムルにしたり、蒸したものを付け合わせとしてトッピングすると良いでしょう。
お水にも弱いビタミン類。
もやしは過度に洗う必要はありませんので、さっと水に潜らせる程度にしておきましょう。
ちなみに大豆もやしだと、栄養素は2倍近くにまでなります。
ビタミンCが最も多いのはブラックマッペ。
どのもやしも単品で食べるというより、何かと一緒に食べる、量のかさ増しとして活用すると、効率的に摂取出来て良さそうです。
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