「間食=太る」はもう古い!栄養豊富なおやつは、ダイエットにも効果的。低カロリーだけじゃなく、栄養にも目を向けることで「隠れ肥満」を予防できるのです。

ダイエットを成功に導く、上手な間食のとり方

こんにちは、パーソナルトレーナーの和泉大樹です。

 

「ダイエット中、間食をしない」と言う人は多いと思いますが、何を食べるか、いつ食べるかによってダイエットの敵になったり味方になったりもします。


もちろん間食によるカロリーオーバーには気をつけないといけませんが、空腹によるストレスを軽減する為にも、上手に間食をするとダイエットを成功させやすくなります。

 

 

そもそも日本人の摂取カロリーは、年々低下系傾向

全体で見れば、日本人の摂取カロリーは、年々低下傾向にあると言われています。

特に、若い女性では、顕著でやせている人が増えています。

 

摂取カロリーが少ない状態が続くと、身体はエネルギー消費量を少なくして、省エネモードに切り替わります。
つまり、太りやすく、やせにくい身体になってしまいます。


省エネモードにしない為には、摂取カロリーを増やすことも必要です。

摂取カロリーが少ない状態が続くと、隠れ肥満に!

見た目は、やせているのに脂肪は意外とついている隠れ肥満の人も増えています。

 

隠れ肥満は、筋肉が少なくその分、脂肪が多い状態。

筋肉が少ない為、見た目はやせて見えますが、引き締まってはいません。

たるんで見えます。

 

 

また、筋肉が少ないと、病気になりやすくもなり、将来骨粗鬆症やロコモティブシンドローム(※)の危険もあります。

※ 「ロコモティブシンドローム」とは、将来寝たきりになるリスクが高い状態のこと。

間食=カロリーオーバーになるとは限らない

食事の回数が多いことは、カロリーオーバーに必ずしも繋がるとは限りません。
「食べる回数が多い人の方が、1日の総摂取カロリーが少ない」との報告もあるくらいです。


これは細かく食べることで空腹感が抑えられる為に、ドカ食いを防げているからだと考えられます。
もちろん、たくさん食べてしまえばカロリーオーバーになるので、何を食べるかが重要です。


同じ物を食べるなら、細かく何回かに分けて食べた方が、太りにくくなります。

間食は何を食べれば良い?

間食は、あくまで「次の食事までのつなぎ」として食べるようにします。
噛み応えがあり、腹もちの良い物を選びたいですね。


また、足りない栄養素を補うものを意識してみましょう。
栄養素がしっかりと摂れれば、代謝アップに繋がり、脂肪を効率よく燃やしてくれます。

 

特に若い女性では

タンパク質、ビタミン、ミネラル、食物繊維が不足している傾向があるので、これらを効率よく摂れるおやつを考えると良いと思います。


例えば、タンパク質を多く含む物には「ヨーグルト、ゆで卵、煎り大豆」などがあります。
これらに「ナッツ類や果物、ドライフルーツ」などを食べれば、ビタミン、ミネラル、食物繊維の補給になります。

 

 

間食を上手にとるためのポイント
  • お腹が空き過ぎる前に食べる
  • あくまでつなぎなので食べ過ぎない 目安200kcalくらいまで
  • 食物繊維が多い物を選ぶ
  • 噛み応えがあり、腹もちの良い物を選ぶ
  • タンパク質、ビタミン、ミネラルが多い物を選ぶ
  • 食べた分は、次の食事で帳尻を合わせるのも忘れずに

 

おわりに

間食は、上手に食べればダイエットの味方にもなります。

 

「間食=太る」とは必ずしも限りません。

空腹によるストレスの軽減にも役立ちます。

 

間食を上手に利用してダイエットの効果を上げてみましょう。

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