ダイエットの最強食材「こんにゃく」。カロリーオフで便秘解消にもなる食べ物ですが、コンニャクで痩せるためにはいくつかのポイントがあるのです。
暴飲暴食の時期になると、どうしてもカロリー過多になりがち。
せめて自分で食事内容をコントロール出来る時くらいはなんとかしたいもので、そんな時におすすめの食材なのが「こんにゃく」です。
しかしコンニャクだけ食べていても、食欲が満足せず間食に走ったり、栄養不足による代謝低下が心配です。
こんにゃくでカロリーを抑えつつ、うまくダイエットに活用するためには、いくつか抑えておきたいポイントがあるのです。
こんにゃくの主成分は水溶性食物繊維「グルコマンナン」です。
水分を吸収し、お腹の中で膨れる働きを持っており、満腹感を与えてくれるほか、オリゴ糖へ変化し、腸を掃除してくれる嬉しい働きも期待できます。
また、生芋の皮を使った「生芋こんにゃく」には、保湿成分セラミドも含まれており、内側からお肌の潤いも保ってくれるという重要な役割を果たしてくれます。
その保有量はなんと白米の7倍以上。
乾燥肌が気になる時は全体的に水分やセラミドが不足していることもあるので、こんにゃくのセラミドは積極的に摂取したいですね。
牛乳などの代わりにこんにゃくでもカルシウム摂取が可能です。
こんにゃくのカルシウムは小腸から吸収されやすいので、効率的に栄養素を取りこむことが出来ます。
1個当たりのカロリーも5kcalと、ダイエット時の空腹感を満たす役割としてはとても優秀なのですが、身体づくりに欠かせないビタミン類やミネラルなどは含まれていません。
そのため、こんにゃくだけを摂取していると栄養素が不足し、肌荒れや便秘、代謝の低下を招いてしまうことが予想されます。
こんにゃくでかさ増しをする、こんにゃくと他の食材を組み合わせるなど、飽きない工夫をしながら「夕食に取り入れる」のがお勧めです。
脂肪を蓄積させる「BMAL1」の存在もそうですが、眠る前に頂いた食事のエネルギーは、消費場所がなく睡眠中に蓄えられていきます。
ここで夕食にこんにゃくを取り入れることで、摂取カロリーや糖質、脂肪分を抑えることが出来ます。
夕食のメインをこんにゃくに置き換えましょう。
たとえば白米の代わりにこんにゃくパスタ、お肉の代わりにこんにゃくステーキ。
お味噌汁やカレーの具材にもこんにゃくを混ぜたりなど、摂取カロリーを抑えたい夕食の主食部分をこんにゃくへ置き換えるのがお勧めです。
間食でお菓子を食べてしまうよりなら、ナッツやドライフルーツを。
ダイエット女子の間では既に常識ポイントですが、ここにこんにゃくを取り入れてみましょう。
ナッツ類も食べ過ぎると太る原因。
これらを食べても収まりそうにない空腹であれば、こんにゃくの炒め物や煮物などを頂きましょう。
こんにゃくは食べ過ぎると、以下のような不快症状を引き起こす原因になります。
- お腹の張り
- 腹痛
- 便秘
1日あたりのこんにゃくの適正量は、約250グラム(市販こんにゃく板1~2枚)とされていますので、食べ過ぎによるお腹周りの症状には注意が必要です。
- こんにゃくは夕食に置き換える
- こんにゃくを中心としつつ、他の食材もバランス良く摂取する
これらを守り、栄養素をバランスよく摂取しながら余分なカロリーや糖質、脂肪などを減らすようにしていきましょう。
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