痩せたいけど食べてしまう。夜食が太る原因「代謝」と「BMAL1」の関係性と、夜、お腹が空いて眠れないときの対処法を紹介します。ダイエットの天敵である深夜の食事も、メニューを選べば大丈夫!
こんにちは。アンチエイジングアドバイザーの大森美有です。
みなさんは、夜間にお腹がすいたらどうしていますか?
「夜間は太るから出来るだけ食べない様に…」と、美容やダイエットに関心のある方なら、夜遅い食事や間食は常に意識してしまいますね。
では、どうして夜食は太るのでしょうか?
今回は、その原因と対処法をご紹介します。
夜は自律神経の働きの役割により、エネルギーより脂肪に代わりやすいのです。
代謝に関係する自律神経には「交感神経」と「副交感神経」があります。
活動している間は交感神経が働き、夜のリラックス状態には副交感神経が働きます。
副交感神経が働いている時は、エネルギーの消費が下がる為、太りやすくなります。
また、脂肪を蓄積させるたんぱく質「BMAL1」(ビーマルワン)という物質は、夜に分泌が多くなります。
そのため、夜間に食べたものは脂肪になりやすいのです。
●BMAL1(ビーマルワン)とは?
BMAL1(ビーマルワン)とは?夜20時以降の夜食が太りやすいワケ
BMAL1は22時頃からが増えはじめ、AM2時~AM4時頃が増加のピークのようです。
逆に、このたんぱく質は、活動している昼間の時間帯にはほとんど生成されません。
夜寝る前の食事は、睡眠の妨げにもつながります。
消化が十分でないのに眠ってしまうと、胃腸は消化活動をして睡眠を妨げてしまうのです。
このように、夜食が太ると言われるには、理由があったのですね。
夜遅い時間に、お腹がすいて眠れなくなってしまうこともありますよね。
そんな時は、ミネラル・食物繊維がバランスよくとれる寒天ゼリーや、低カロリーの野菜スープ、レンジで40秒~1分加熱したホットヨーグルト(純はちみつを加えると美肌によい)、ホルモンバランスを整える湯豆腐などで、空腹を満たしてあげましょう。
また、摂取カロリーは200ckal未満にしましょう。
- なるべく就寝の2時間前までに。
- 脂質や糖質類はなるべく避ける。
- 低カロリー(200㎉未満)を心がける。
- 消化に良いものを。
- 温かい食べ物で胃への負担を減らす。
「夜食は太る」には理由があったのですね。
夜食が習慣にならない様注意して、お腹が空いてどうにも我慢出来ないときだけ、身体にやさしい食べもので対処しましょう。
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