ボリュームがない髪質でお悩みの方。シャンプーを使った髪の洗い方からドライヤーでの乾かし方、スタイリングのやり方でふんわりヘアを出すことが出来るのです。
こんにちは、美容師の萩原翔志也です。
髪にボリューム感がないと気にされている方、多いのではないでしょうか。
何もしなくてもふんわりとボリューム感のあるスタイルになる人もいれば、ならない人もいます。
その差は、髪質にあります。
髪の毛の一本一本が太くしっかりしていると、ハリや・コシが出やすいため、ボリュームが出やすいのです。
反対に、髪の毛が柔らかく細い髪質の場合は、ボリュームが出づらい髪質となります。
いわゆる、猫っ毛と呼ばれたりもする髪質です。
ボリュームを出すポイントは、髪の根元からの「立ち上がり」と「ハリ・コシ」です。
ポイントを押さえて、ボリュームを出す方法をご紹介していきます。
シャンプーをする時には、頭皮からしっかり洗いましょう。
頭皮の余分な皮脂をしっかりと落とすことが大切です。
皮脂の取り過ぎも良くないですが、油分が頭皮に残っていると、トップがつぶれやすくなってしまいます。
トリートメントをつける時は、頭皮から毛先の中間から下や、毛先の気になっている箇所にだけつけます。
そして、しっかりとすすいで、トリートメントのベタつきが残らないようにしましょう。
指通りが良くなっていれば、髪に必要な分は残っているので大丈夫です。
乾かす時、自然乾燥は厳禁です。
自然乾燥をすると、頭皮も髪も必要以上に水分が失われてしまいます。
頭皮は、畑に例えられることがあり、栄養が行き渡った柔らかな頭皮が良いとされています。
そのような状態を作るため「ヘッドスパ」や、乾かす前につける「頭皮用の化粧水」もおすすめです。
頭皮用の化粧水には、ハリ・コシを出しつつ栄養補給できる物も多くなっています。
潤った柔らかな頭皮は、ハリ・コシのある髪を育てるようになり、髪の立ち上がりにかなり貢献してくれます。
ボリュームを出したい時は、頭皮の状態から気にしてみて下さい。
髪も、ドライヤーですぐに乾かした方が、キューティクルを早くきちんと閉じられます。
そうすることで、パサバサにならず、ツヤがあって柔らかい状態にできるのです。
乾かす前に、アウトバスのトリートメントをつけるのであれば、毛先に適量をつけることがポイントです。
サラっとしていないと、逆にボリュームが出づらくなってしまいます。
髪を乾かす時は、頭皮から髪の根元を起こすようにドライヤーの風を当てましょう。
ご紹介する乾かし方で、あなたの生えグセや骨格に合わせ、無理のない本来の位置で根元を乾かすことができます。
根元の乾かし方は、とても大事なのです。
下を向いて、髪を後頭部から全て前にもっていきます。
耳前の髪は、両サイドとも顔側に向けて下さい。
そして、分け目など気にせずに振りながら乾かします。
熱風が顔に当たる乾かし方ですが、下を向いていれば気にならないはずです。
根本が乾いたら…
根元の次は、中間毛先を乾かしていきましょう。
ロングの場合は、少し髪をひねりながら乾かすと、よりまとまり感とツヤを出すことができます。
クセがある方には特におすすめです。
上から風を当てないように注意しましょう。
せっかくフンワリ乾いているのに、つぶれてしまうので気をつけて下さい。
ドライが終わった時点で、ほぼシルエットはできているでしょう。
最後に、よりトップをふんわりさせるためのテクニックをご紹介します。
おすすめは「マジックカーラー」を使うことです。
髪のレングスにもよりますが、ショートでもロングでも30ミリくらいの大きさが、前髪にも使えて便利でしょう。
これを、頭頂部の髪の、耳の延長線上より後ろは後ろ、前は前に巻き込みます。
前髪も流れやすくしたい場合は、前に巻き込んでください。
後ろ巻きが1つ、前巻きが2つほどで丁度良いはずです。
5分ほどしたら、外してみて下さい。
かなりふんわりするはずです。
最後は、周りの髪の毛と一緒に、少しだけスタイリング剤をつけてなじませたら完成です。
スプレーがある場合は、ボリュームが欲しいところを摘んで振ると、よりメリハリのあるスタイルをキープできます。
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