【夢占い診断】ストレスが原因の「危険な悪夢」と対処法!悪夢障害はうつのサイン…怖い夢を見なくなる方法は?
幽霊や殺人鬼などに追われる…虫が大量発生…うつ病手前なほどストレス過多時に見る「危険な夢」の種類とストレス対策方法。
ストレスが溜まっている時は、睡眠は味方です。
しかし、眠りの世界でも怖い夢を見てしまい、眠るのが怖いという人も多いかと思います。
夢をコントロールするのは難しいので、なぜ怖い夢を見続けてしまうのか、セルフチェックをしてみてください。
なお、今回は枕の高さや寝室環境など、外的要因から見る悪夢については除外しています。
心理カウンセラーの田中勝悟先生によると、悪夢ばかり見る原因は、以下としています。
夢は、昼間に受けたストレスを、寝ている間に脳が整理してくれている状態。
眠っている間に心のメンテナンスをしてくれているのです。
寝ている間の夢には、「昨日までに起こったことを心の中でリハーサルし、明日に備える」という特性があります。
ですから、もし仕事がストレスの場合、夢の中でそれを意味する夢や暗喩するシチュエーションを見て、記憶の整理とリハーサルをしてくれるのです。
私達は過度にストレスを感じ続けると、心が疲弊してきます。
心が潰れてしまうと、私達は何も出来なくなります。
そのため、夢の中で何度もリハーサルを行うことで心を強くしようとするのです。
なぜ人は繰り返し悪夢を見るのか?夢を見る理由と悪夢の原因・対処法を紹介 より
避難訓練に似たイメージですね。
災害時をシュミレーションし、実際の災害時にスムーズに動けるようにする。
夢の中で「現実のストレスに備えて」いるとも考えられます。
また、ストレスを受け、睡眠の質が低下していることにより悪夢を見やすくなっている可能性もあります。
ストレスを受けると呼吸が浅くなり、レム睡眠(眠りが浅い状態)に影響を及ぼしていることが考えられます。
深くリラックスした状態である「ノンレム睡眠」に切り替わらず「レム睡眠」が続くなど、眠りのサイクルが乱れると夢を見やすく、眠りも浅くなり、結果としてストレスを解消できないという悪循環となります。
ストレスが非常に高い状況で見やすい代表的な悪夢を紹介します。
幽霊や殺人鬼に追われる夢は、誰もが1度は見たことがあるのではないでしょうか。
掴まる瞬間は覚えていないか、その瞬間に起きることも。
追ってきたものが何なのか思い出し、改めて分析しましょう。
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特に虫が大量発生する、虫に絡みつかれるなどは要注意。
かなりのストレスを抱えている可能性があります。
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現実でも泣き出したいほどつらいか、激怒している毎日が続いていませんか?
夢の中で代わりに号泣し、怒鳴り散らしてスッキリするなら良いですが、悲しみや怒りが続いていたり、目覚めてもスッキリしていないようであれば、ストレス解消ができていない証拠。
怒りが止まらない時に試したい3つのこと。イライラをポジティブに解消!
泣きながら目が覚める、悲鳴を上げながら目覚めるのは、精神が限界にきている証拠です。
悪夢が数か月、数年…ずっと続く場合、 悪夢障害(Nightmare Disorder)が考えられます。
以下をチェックしてみましょう。
☑ 眠っている時、ひどい悪夢を見て目が覚める。主に眠りの後半に多い
☑ 何度もひどい悪夢を見る。主に眠りの後半に多い
☑ 夢から覚めてすぐに意識は明白である
☑ 悪夢によりひどく悩んでおり、日常に支障をきたしている
☑ 薬物、医薬品による悪夢ではない
☑ 精神疾患または医学的疾患による悪夢ではない
IDC-10 精神および行動の障害 臨床記述と診断ガイドラインより
DSM-5 精神疾患の診断・統計マニュアルより
ストレスを取り除かないことには解決しにくいため、心療内科やカウンセラーで相談するのが確実です。
薬などを貰いたくないのであれば、カウンセラーを頼るとよいでしょう。
セルフで出来る悪夢対処法としては、以下が体験としても効果がありましたのでシェアします。
自分が不快だと思っている事象について、架空のカウンセラーへ宛てる気持ちで、ノートに思いきり書き連ねるのです。
嘘偽りなく、どんなに汚い言葉や自己中心的な内容でも構いません。
とにかく取り繕わない内容で、浮かんだ言葉を描いていきましょう。
書いている内に涙が出てくるかもしれませんが、構いません。
そして1時間後、自分がカウンセラーになった気持ちでそれを読み返し、赤ペンで感想を書きます。
心理カウンセラー直伝のストレス解消法です。
眠る前に1日の出来事を思い出すのは辞めましょう。
高確率で悪夢を見ます。
できればリラクゼーションをイメージした光景、楽しかった記憶、好きなコト、モノを思い浮かべましょう。
眠る前に「また怖い夢を見たらどうしよう」「どうせ悪夢を見るにきまってる」と思い過ぎないこと。
悪夢の内容を何度も思い出したりしないこと。
意識をし過ぎることで余計に気になり、それが悪夢を招く原因になり得ます。
無意識下のどこかで「効果があるかも」と期待をしてしまいますね。
その期待によって「悪夢を見るかも」という思い込みを「もしかすると悪夢を見ないかも」へ変換してくれます。
睡眠環境、生活環境(食生活など)も変更するのも効果的ですが、おおもとの原因であるストレスをセルフコントロールすることで、少しずつ悪夢も解消されていくことでしょう。
皆さんの眠りが最良のものになりますことを祈っています。
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